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S40と、S30の主な違いはCCDの画素数と本体色で、それ以外の仕様はほぼ同じ。S40はグラファイトグレー、S30はラベンダーシルバーを本体カラーに採用する。なお、S30には、SN比が従来機種の約2倍に向上した新型CCDを搭載している。 レンズは、両機種とも焦点距離35~105m(35mm判換算)の光学3倍ズーム。CCDには原色カラーフィルタを採用したほか、同社独自のデジタル信号処理「新映像エンジン」を搭載。「高い色再現性と高解像度、高SN比を実現した」としている。感度設定はオートに加え、ISO 50/100/200/400相当のマニュアル設定も可能。さらに、S30ではISO 800も選択できる。 マニュアルフォーカスも可能で、マニュアルフォーカス時には、目安となる距離がMFインジケータに表示されるとともに、画面中央部が拡大して表示される。また、露出を3回変えて撮影する「AEB」機能も搭載するほか、再生時には液晶モニターにヒストグラムを表示することもできる。 本体は、スライド式手動レンズカバーを採用した縦横比1:2の横長デザインで、フルメタルボディ。操作系では上下左右に加え押し込むことができる「マルチコントローラ」も本体背面に装備した。これにより、メニュー選択と決定が「マルチコントローラ」のみで可能となった。
保存形式はJPEGに加え、RAWモードにも対応。RAWモードでは可逆圧縮を行ない、TIFF形式の1/4程度の容量で保存できる。動画も320×240ドットまたは、160×120ドットの音声付きで撮影可能。フォーマットは、MotionJPEG形式。 記録メディはCF Type 1/2で、microdriveもサポートする。電源は付属の充電式リチウムイオン電池「NB-2L」を使用し、液晶ON時に約180枚の撮影が可能。液晶モニターは、視野率100%となっている。 パソコンとの接続はUSBで、ストレージクラスには非対応。画像の取り込み、管理編集、プリントを行なう「ZoomaBrowser EX(Windows版)」、「ZoomaBrowser(Macintosh版)」などが付属する。なお、Windows Me/XPで正式に採用された「WIA(Windows Image Acquisition)」をサポートしている。 また、10月2日に開始した同社のオンラインフォトサービス「Canon Image Gateway」から起動画面やシャッター音などの「マイカメラコンテンツ」をダウンロードすることも可能。さらに、同社のインクジェットプリンタ「BJ F890PD」と専用ケーブルで直接つないで、カメラ側の操作でプリントする「ダイレクトプリントモード」も搭載する。 【主な仕様】
□キヤノン販売のホームページ (2001年10月2日) [furukawa@impress.co.jp] |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp