日立LG、ATAPI内蔵型DVDマルチ記録ドライブを製品化 ―DVD-R/RW/RAM、CD-R/RWの書き込みに対応

　株式会社日立エルジーデータストレージは、DVD-RAMとDVD-R、DVD-RWの読み書きに対応したATAPI内蔵型DVDマルチドライブ「GMA-4020B」の製品化を発表した。価格はオープンプライスで、2002年1月から順次出荷を開始する。月産計画台数は10万台の予定。

　なお、同社ブランドでの発売は予定されておらず、OEM出荷のみ。そのため、対応OSや、添付ソフト、価格などはOEM供給先によって決定される。

　GMA-4020Bは、DVDフォーラムが承認したDVD記録フォーマット「DVD-RAM」、「DVD-R for General Ver 2.0」、「DVD-RW」の書き込み、読み込みに対応したドライブ。製品化にあたって、今回新たに高集積・高効率な光ヘッドと、DSPを開発した。

　DVDの書き込み速度は、DVD-RAMが2倍速(4.7GBメディア時)、DVD-RWが標準速、DVD-Rが2倍速となっている。CD-R/RWへの書き込みも可能で、CD-Rが12倍速、CD-RWが8倍速。読み出し速度は、CDが32倍速、DVDが10倍速。なお、読み書きの速度は、製品では変更される可能性もあるとしている。

　日立エルジーデータストレージは、2001年1月に営業を開始した株式会社日立製作所と、LG電子株式会社の合弁会社。PC向けの光ディスク製品の開発販売を行なっており、すでに、CD-RWや、記録型DVD、コンボドライブなどを、OEM製品や、日立ブランド、LG電子ブランド製品として出荷している。

□日立エルジーデータストレージ設立のニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0010/1005/
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【2000年10月5日】日立とLG電子が光ディスクドライブで合弁(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001005/hitalg.htm

(2001年11月5日)

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