今回発表されたのは、フロントエンドモジュールの「XBM-103シリーズ」。BSデジタル放送に加え、2001年末より試験放送が開始開始予定の「110°CS放送」にも対応する。チューナ回路部分と復調、誤り訂正回路などで構成され、BS/CSのチャンネル選択や、時分割多重で送信された変調波の復調などを行なう。 また、ZIF-IC(Zero IF-IC)を採用することで、業界最小レベルの低消費電力化(1.2W)と小型化に成功。外形寸法は65.1×37.1×12.1mm(幅×奥行き×高さ)となっている。 同社は2000年末にBSデジタル放送用のNIMを出荷しており、海外では欧州デジタル音声放送(DAB)用カーオーディオやSTBなどを商品化した実績を持つ。今後は、2002年春に見込まれる110°CSデジタルの本放送開始や、2003年末開始予定の地上波デジタル放送などを視野に入れ、関連機器の開発に積極的に取り組むとしている。
□ケンウッドのホームページ (2001年11月8日) [orimoto@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp