「SM-SX200」は、2.8MHzの高速サンプリングと7次ΔΣ変調方式を採用した1ビットデジタルアンプ「SM-SX100」の強化モデル。サンプリング周波数を2倍の5.6MHzに高めたほか、出力を100W×2chから200W×2chに増加させている。 入力信号をシリーズ最大値の5.6MHzでサンプリング。得られた1ビット信号をスイッチング増幅することで「自然界の音源を忠実に再現する」という。さらに7次ノイズシェーピングされた後、「ΔΣダイナミック・フィードバック」により電源電圧の変動などをリアルタイムに補正。再生帯域は5~100kHz、ダイナミックレンジは105dBとしている。 定格出力は200W×2ch(4Ω)、150W×2ch(8Ω)。電源部はスイッチング電源モジュールを採用し、フロントエンド AC/DCコンバータは効率95%、出力750W、パワーモジュール DC/DCコンバータは効率90%、出力500W×2chとなっている。また、DC/DCコンバータには「ゼロ電圧スイッチング」、「ゼロ電流スイッチング」を採用し、輻射ノイズを最小限に抑えたという。 電源部とコントロール部は2ピース構成をとり、相互の干渉を抑えている。また、1ビットユニットの内部配線に金メッキコネクタや金属皮膜抵抗を使用したなか、シャーシに銅メッキ、基板に金メッキを採用するなど高品質パーツを投入している。さらに、ボリューム部には金メッキ多接点ワイヤーブラシや低歪カーボンブラシを採用した。 入力端子は1ビットデジタル入力専用端子×1、1ビットビットシステム入力専用端子×1、同軸デジタル×2(BNC、RCA)、光デジタル×1、アナログ×3(XLR1、RCA2)となっている。また、出力端子も備えており、光デジタルとアナログ(RCA)を各1系統搭載している。外形寸法は472×480×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約19kg。 1ビット出力のついた専用のDVDオーディオ/SACDプレーヤーとマルチチャンネルコントロールセンター(どちらも2002年発売予定)を組み合わせ、マルチチャンネルアンプとして利用することも可能。
【主な仕様】
□シャープのホームページ (2001年11月20日) [orimoto@impress.co.jp] |
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