富士通、64MbitメモリとPCI内蔵MPEG-1/2エンコーダ


11月20日発表

サンプル価格:9,000円

連絡先:電子デバイス事業本部
    第二システムLSI事業部 第四設計部
    Tel.042-532-2135



 富士通株式会社は20日、株式会社富士通研究所と共同で、MPEG-1/2エンコーダと、64Mbit FCRAM(Fast Cycle RAM)、PCIインターフェイスを1パッケージにしたMCP(Multi Chip Package)「MB86393」を開発したと発表した。サンプル出荷は2002年1月1日からで、サンプル価格は9,000円。量産開始は2002年4月を予定している。

 「MB86393」は、288ピンFLGA(Fine pitch Land Grid Array)のMPEG-1/2エンコーダチップ。動作周波数は54MHzで、映像と音声両方の符号化を行なう。さらに、64Mbitのメモリを内蔵し、エンコードのための外部メモリを必要としない。また、PCIインターフェイスをパッケージに搭載するため、専用コントローラも不要。

 D1(720×480ドット)、Half-D1(352×480ドット)、2/3-D1(480×480ドット)、3/4-D1(540×480ドット)、SIF(352×240ドット)、QSIF(176×112ドット)といった画面サイズに対応し、CBR、VBRともにサポート。フレームシンクロナイザも搭載している。

 パッケージサイズは16×16mm。なお、PCIカードタイプの評価ボードも90万円で用意している。評価ボードの対応OSは、Windows 2000/XP。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/11/20.html

(2001年11月21日)

[orimoto@impress.co.jp]

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