三菱、DCDi回路搭載DLPなどデータプロジェクタ2機種


LVP-XD200
12月25日より順次発売

標準価格:「LVP-XD200」698,000円
     「LVP-X490」998,000円

連絡先:映像情報事業部 営業第三部 第一課
    Tel.03-6221-2021



 三菱電機株式会社は、データプロジェクタ2モデルを12月25日より順次発売する。液晶プロジェクタ「LVP-X490」は12月25日発売で、価格は998,000円。DLPプロジェクタ「LVP-XD200」は2002年1月21日発売で、価格は698,000円。両モデルともパネル解像度はXGA(1,024×768ドット)。同社と米Microsoft、エプソンの3社が共同で仕様を策定した、標準色再現規格「sRGB」対応モードを搭載している。

■DCDi搭載「LVP-XD200」

 「LVP-XD200」は、外形寸法300×245×90mm(幅×奥行き×高さ)、重量3.0kgのポータブルクラスの0.7型DMD採用プロジェクタ。高効率210Wランプを採用し、輝度2,000ANSIルーメンと、クラス最高の輝度を実現している。

 また、高画質化回路として輪郭エッジや斜め線のジャギーをなくすというファロージャ製「DCDi」を搭載。画素単位で斜め線補正を行ない、「滑らかで、かつ、シャープな高精細映像が得られる」という。さらにクロスカラーサプレッションモードでは、「クロスカラーノイズをデジタル信号処理で抑え、きれいな動画再生を実現する」としている。

 R・G/B・Y・M・Cの6軸コントロールと色の濃淡調節が可能なサーチュレーション機能を持つ、同社独自の色変換システム「ナチュラルカラーマトリクス」も装備。そのほかにも、PC映像とビデオ映像を同時に投影する、親子画面の入れ替えも可能なPnP機能も備える。

■ネットワーク対応「LVP-X490」

LVP-X490

 「LVP-X490」は、1.3型TFT液晶×3を採用した液晶プロジェクタ。10Base-T×5ポートを持つネットワーク HUB機能も搭載する。

 また、外光補正センサー「IRIS(Intelligient Room Illustration Sensor)」も装備し、外光による影響を測定して自動でコントラストを調節。「あらゆる環境にも視認しやすい画質を提供する」としている。

 その他にも、ランプ出力を切り替えてファンノイズを37dBAから34dBAに落とす「静音モード」も備える。

【主な仕様】
 LVP-XD200LVP-X490
使用素子0.7型DMD×11.3型TFT×3
解像度1,024×768ドット(1,280×1,024ドット縮小表示対応)
ランプ210W300W
輝度2,000ANSIルーメン2,600ANSIルーメン
映像入出力アナログRGB 15ピン入力×2、コンポジット/S端子入力×各2、アナログRGB 15ピン出力×1
消費電力280W420W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
300×245×90mm305×385×148mm
重量3.0kg6.9kg

□三菱電機のホームページ
http://www.melco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.melco.co.jp/news/2001/1219-a.htm

(2001年12月20日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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