サムスン、デジタルオーディオ用システムチップを開発


12月21日発表




 日本サムスン株式会社は21日、韓国Samsung Electronicsが16Bit CPUと、24Bit DSP(Digital Signal Processor)、96MB SRAM、LCDコントローラ、USBコントローラなどを1チップにしたSOC(System On Chip)の開発に成功したと発表した。2002年1月より本格量産を開始する。

 同SOCは、同社のCalmRISC Coreを使ったMCU及びDSP機能をワンチップ化した製品。消費電力を140mWと低く抑えているのが特徴となっている。

 内蔵ソフトを利用して、MP3やAAC、WMAなどの再生/圧縮処理が可能で、MIDIなどへの応用もできるという。また、フレームレート10fpsのカラー画像も処理でき、チップ内蔵のLCDコントローラによってカラー液晶画面の表示も可能。音楽再生と同時に楽譜や字幕なども表示できるという。

 なお、同社は2002年上半期中にCPUを32Bitにした製品の出荷も予定。「今後デジタルテレビやDVDプレーヤー、STBなどのデジタル音楽ファイルを必要とする製品へのアプローチを強化する予定」としている。

□日本サムスンのホームページ
http://www.samsung.co.jp/
□Samsung Electronicsのホームページ(韓国語)
http://www.sec.co.kr/index.jsp
□ニュースリリース(日本サムスン)
http://www.samsung.co.jp/news/group/ng011221.html

(2001年12月26日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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