2001年の10大ニュースは、記録型DVDドライブの充実が1位となった。一般向けの「DVD-R for General Ver.2.0」が承認され、DVD-RW、DVD-RAMだけでなくDVD-Rの書き込みにも対応したドライブが市場投入された結果、「DVDを自分で作る」というニーズの掘り起こしと認知に成功。多くのCDライティングソフトがDVD書き込み対応へのを果たすなど、まさに「DVD書き込み元年」として、大いに盛り上がりを見せた1年だった。 その一方で、民生用DVDレコーダも認知が進んだ。2位にはDVDレコーダの低価格化が入り、松下の参入で本格展開をはじめたHDD+DVDレコーダの登場も4位にランクインしている。また、その他のDVD関連では、5位にセルDVDビデオの低価格化が、7位に次世代DVDの話題が入った。 3位はMPEG-2キャプチャーカードの発売ラッシュ。カノープスのMTV1000をはじめ、ハードウェアエンコーダ搭載の高画質なものが相次いで発売された。 6位にはプラズマディスプレイの話題が入った。日立の32V型を皮切りに、100万円を切るモデルが各社から登場、一般ユーザーへの認知が進んだ。2002年にはLG電子など外国勢も参入する予定なので、今年以上の盛り上がりが期待できる。平面ディスプレイではほかにも、10位に有機ディスプレイがランクイン。読者の関心の高さがうかがえる結果となった。 8位はデンオンの買収劇。オーディオ不況といわれて久しい中、ついに名門が米資本の傘下に入った。オーディオ機器部門は比較的好調だっただけに、ファンの間に衝撃が走った。 9位にはポータブルCDプレーヤーのMP3再生対応が入った。ソニックブルーなどの海外製品だけでなく、ケンウッド、アイワなど国内メーカーも参入。MP3記録による長時間録音の需要を喚起した。
□関連記事 (2001年12月28日) |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp