ビクター、4倍速録音対応3枚CDチェンジャ+CD-Rレコーダ


2月1日発売

標準価格:87,000円

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 日本ビクター株式会社は、3枚トレイCDチェンジャにCD-Rレコーダも搭載した「XL-R5010」を2月1日に発売する。価格は87,000円。

 XL-R5010の最大の特徴は、音楽CDから音楽用CD-Rディスクへの4倍速録音が可能なこと。また、CD-Rのファイナライズが従来の1/4の時間でできる「4倍速ファイナライズ」機能も塔載している。なお、音楽用CD-RWディスクについては「2倍速録音」、「2倍速ファイナライズ」になる。

 独立3枚トレイのCDチェンジャは、3枚のCDから1曲目だけを連続録音する「ベストヒット録音」、聴きながら録音したい曲を選ぶ「リスニングエディット」、任意の曲を選んで録音する「プログラムエディット」などの編集機能を備える。その他にも、ワンタッチでCD1枚全てを録音する「CDワンタッチ録音」、聴いている曲をワンタッチで録音できる「1曲ワンタッチ録音」といったことも可能。

 また、CDプレーヤー部にジッターやリップルを除去する、同社独自の高音質技術「K2インターフェース」や、ひずみの発生を抑えた「DDコンバーター」を装備。さらに、アナログソースの録音時には、「24bit A/Dコンバータ」が機能する。加えて、CDレコーダの駆動部には摩耗部分のないブラシレスDDモーターを採用するなど、音質面も配慮されている。

 そのほかの機能として、「デジタルRECボリューム」や、タイマー録音/再生機能、フェード録音機能、±12%のCDピッチコントロール機能も搭載。操作系としては「MULTI JOG」を装備する。

 入力端子は、アナログライン1系統、マイク1系統、光デジタル1系統、同軸デジタル1系統を搭載。「CDとマイク」、「CDと外部ライン入力」、「外部ライン入力とマイク」の3通りのミキシングが可能となっている。サンプリングレートコンバータも内蔵しており、32/44.1/48kHzに対応する。出力端子はアナログライン1系統、ヘッドホン1系統、光デジタル1系統、同軸デジタル1系統。

【主な仕様】
「CDプレーヤー部」

  • ダイナミックレンジ:96dB
  • SN比:100dB
  • 周波数特性:20Hz~20kHz
「CDレコーダ部」
  • ダイナミックレンジ:93dB
  • SN比:95dB
  • 周波数特性:20Hz~20kHz
  • ワウフラッタ:測定限界以下
「共通部」
  • 消費電力:40W
  • 最大外形寸法(幅×奥行き×高さ):435×334×127mm
  • 質量:6.3Kg
□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/products/hifi/XL-R5010.html
□関連記事
【6月14日】ビクター、CDプレーヤーとCD-R/RWレコーダのツインデッキ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010614/victor.htm

(2002年1月8日)

[furukawa@impress.co.jp]

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