米Cirrus Logicは、ラスベガスで開催中のInternational CESにおいてAV機器用チップの新製品を発表した。 ■オーディオプロセッサ 「CS49400」は、マルチスタンダードデコーダ、516MOPSの32ビットオーディオプロセッサ、周辺回路、プロセッサメモリを1チップに集積したオーディオプロセッサ。DTS 96/24、ドルビーデジタル、AAC、THX Ultra2の処理を、回路やメモリを追加することなく実現できる。 「CS49400」現在出荷中で、1万個ロット時の価格は19.71ドル。また、「CS49400」の一部の機能を省略した「CS49450」が2002年第3四半期に出荷の予定。価格は1万個ロット時で17.14ドル。 ■プログレッシブ対応DVDプロセッサ 「CS98100」は、同社のDVD製品「CS98000」シリーズの最新ラインアップで、3チャネルの10bitビデオD/Aコンバータに加え、プログレッシブスキャン機能付きTVエンコーディング回路を1チップに集積した。現在出荷中で、価格は1万個出荷時で20.63ドル。このチップを使用すれば、150ドル以下のプログレッシブDVDプレーヤーを実現できるとしている。 90MIPSの32bit RISCコアを内蔵し、DVDナビゲーション、ディスクコントロール、MPEG-2デコード、ドルビーデジタル、DTS、MP3、WMA、MPEGに対応するマルチオーディオデコードなど、デコーディング/プロセッシング機能を集約。また、コダックの「Picture CD」メディアにも対応し、バーチャルスピーカ出力機能もサポートする。
□Cirrus Logicのホームページ(英文) (2002年1月11日)
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