標準価格:24,000円
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GV-DVC3/PCIは、DVとD-VHS両方に対応したPCI接続のIEEE 1394キャプチャカード。また、OHCIにも準拠しており、ストレージ機器も接続できる。IEEE 1394コネクタは、6ピンのものをブラケットに2つ、内部に1つ搭載する。 D-VHSのキャプチャ/書き出しは、D-VHSデッキとIEEE 1394でPCを接続し、付属のユーティリティ「D-VHS Cap」を使用して行なう。キャプチャ時には、D-VHSテープに記録されているMPEG-2 TS(トランスポートストリーム)形式が、リアルタイムにMPEG-2 PS(プログラムストリーム)形式に変換される。そのため、取り込んだファイルは、通常のPC用MPEG-2再生ソフトで再生できるようになっている。なお、トランスポートストリームから、プログラムストリームへの変換では、画質劣化は基本的に発生しない。 キャプチャは、地上波などのアナログ放送を、デジタル録画(MPEG-2)したもののみ可能。デジタルBS/CS放送などを、デジタル録画(ストリーム記録)した場合は、キャプチャすることはできない。また、デジタルBS/CSチューナから、直接キャプチャすることにも対応していない。つまり、D-VHSデッキを、PCの外部アナログ→デジタルのコンバータ兼MPEG-2エンコーダ/デコーダとして利用することになる。 付属ソフトとして、ビデオ編集ソフト「Ulead MediaStudioPro 6.0 Basic VE with Powerup kit」に加え、MediaStudio Pro用MPEG-2プラグイン「Panasonic DS MPEG PlugIn for Ulead」もバンドル。このプラグインにより、D-VHSデッキからキャプチャしたMPEG-2ファイルの編集を行なうことができる。なお、D-VHS CapからD-VHSへの書き出しは、Panasonic DS MPEG PlugInで出力したMEPG-2ファイルのみサポートする。 D-VHS CapでキャプチャできるD-VHSのモードは「STD」モード以下、書き出しは各モードに対応する。しかし、一部のD-VHSデッキでは元ファイルのビットレートに関係なく、HSモードで録画されるほか、D-VHSからキャプチャしたファイルをそのまま書き戻すことができないという制限がある。 GV-DVC3/PCIには、D-VHS Cap以外にも、DVカメラの映像をAVI形式に加え、リアルタイムでMPEG-1/2、Windows Media Video(WMV)形式に変換できる「DVworks」も添付される。 DVworksの最大の特徴は、キャプチャ動作と並行して、ソフトウェアMPEGエンコードを行ない、リアルタイムにMPEGファイルの作成が可能なこと。リアルタイムエンコード処理が追いつかない部分のみを、HDDにバッファリング。キャプチャ終了後に追加エンコードするオートバッファリング機能により、CPUパワーが不足していてもコマ落ちなしのエンコードが可能となっている。 また、そのほかにも、DVDオーサリングソフト「Sonic MyDVD」や、静止画編集ソフト「Ulead PhotoImpact 6 SE」、LowProfilePCI用ブラケットなども付属する。
□アイ・オー・データのホームページ (2002年1月17日)
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