DDスピーカーは、円形に近い指向特性により、聴く場所を選ばない音場空間と明快な音像定位を実現する」(同社)というスピーカーユニット。これまでシステムコンポ「aosis」シリーズに採用されていたが、今回単品のDDスピーカーを採用したサテライトスピーカーと、サブウーファを組み合わせた2.1chスピーカーシステムとして発売するもの。 サテライトのDDスピーカーには、高分子ポリミイド樹脂を採用したユニットを新開発し、剛性を1.3倍に、再生周波数帯域を約2倍の50kHzに拡大。さらに高耐熱性ボイスコイルや亜鉛ダイキャストフレームを採用して、最大入力は従来比約2倍の50Wに対応。そのほかにも「新サスペンション」によりユニット自身のぶれを吸収することで、低域部の振幅による歪みを低減。また、新たに防磁対応設計を行なっている。 サブウーファ、60Wアンプ内蔵のアクティブ方式。ネットワークも内蔵しており、DDスピーカーはサブウーファに接続。クロスオーバー周波数は230Hzで、50W以上の入力を抑制する保護回路も搭載している。 サブウーファのユニットには8層巻きボイスコイルを採用した17cmユニットを搭載し、RCA入力端子も備えて単体のサブウーファとしても機能する。 エンクロージャはサテライト、サブウーファともに心材に椿を使用して、新開発の成型技術で円筒形にした合板を採用。表面にはヨーロピアンチェリーをカバーした突き板仕上げを施している。
【主な仕様】
□ビクターのホームページ (2002年1月17日)
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