日立セミコンデバイス、液晶用スケーリングコントロールボード


5月サンプル出荷予定

サンプル価格:未定

連絡先:営業技術部
    Tel.03-5223-7132



 株式会社日立セミコンデバイスは、液晶モニタ用スケーリングコントロールカード「HT7105W01」を5月からサンプル出荷する。サンプル価格は未定。量産は8月を予定している。

 「HT7105W01」は、TFT液晶パネル用のスケーリングコントロールカードで、様々な入力信号をパネルの解像度に変換するもの。日立セミコンデバイスの16bitマイコン「H8S/2128」シリーズに加え、ザインエレクトロニクス株式会社のビデオシグナルデジタイザ「THC7116」とDVIレシーバ「THC63DV151」、さらに両社が共同開発したスケーリングLSI「THC7105」を組み合わせている。

 新開発のスケーリングLSI「THC7105」により、LVDS(Low Voltage Differential Signal)、TTLインターフェイスの両方に対応。また、EMI特性やノイズ耐性も向上するという。また、LVDSインターフェイス使用時には、ボードとパネル間の延長が可能で、カーナビゲーションシステムなどにも適用できるとしている。

 なお、H8S/2128には、スケーリングLSIの制御ファームウェアが標準搭載されている。そのため、「評価期間を大幅に短縮できる」(同社)ほか、要望に応じて日立セミコンデバイスがサポートやカスタマイズなどを担当し、「商品の早期市場投入が可能になる」としている。

□日立セミコンデバイスのホームページ
(1月21日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.hitachi-semicon.co.jp/
□ザインエレクトロニクスのホームページ
http://www.thine.co.jp/

(2002年1月21日)

[orimoto@impress.co.jp]

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