新会社の資本金は2億9,000万円で、出資比率は、松下電器51%、東芝29%、イーピー10%、インターネット総合研究所10%。当面の業務内容は、HDDを搭載するep専用の受信機「epステーション」を使ったISPへ接続および加入環境の提供、epサービスの基本サービスとなるeメール受発信の代行、epステーションへの安定的なインターネットの接続環境の提供となっている。 epとは、デジタル放送(BSデジタル/110°CS)を利用する蓄積型プラットフォームサービスで、専用端末「epステーション」を使用する。epステーションは約40GBほどのHDDを搭載し、そのうち20GBの「ep領域」にショッピング、旅行情報、趣味・生活情報などのデータを自動的に蓄積。テレビ番組と連動して、CMなどの情報表示を行なう。また、残りの20GBはユーザーに開放され、番組を録画するHDDレコーダになるという。 epステーションはアナログモデムも搭載し、インターネットへの接続も可能になる。番組と連動したカタログ請求や商品購入が行なえるという。今回発表された新会社は、このインターネットへの接続時に必要となるepとISPとの連携を代行するもので、今後は、IPv6接続のネット家電とISPとの接続なども視野に入れているという。
□松下電器産業のホームページ (2002年1月28日) [orimoto@impress.co.jp] |
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