富士フイルム、617万画素CCDの「FinePix S2 Pro」を開発
―第三世代スーパーCCDハニカム搭載、AF-VRにも対応


6月発売

標準価格:未定

連絡先:お客様コミュニケーションセンター
    Tel.03-3406-2982



 富士写真フイルム株式会社は30日、レンズ交換式一眼レフデジタルカメラ「FinePix S2 Pro」を開発中との発表を行なった。同日発表した「第三世代スーパーCCDハニカム」の617万画素版を搭載している。価格は未定。

 FinePix S2 Proは、2000年5月発売の「FinePix S1 Pro」の後継機で、CCDを340万画素から617万画素にスペックアップしたもの。CCDサイズはAPSフィルムとほぼ同じ大きさ。焦点距離はレンズ表記の1.5倍になる。レンズはニコン製ニッコールレンズのほとんどと、AF-S、AF-VRを含むすべてのD・GタイプのAFニッコールレンズに対応した。

 記録解像度は4,256×2,848/3,024×2,016/2,304×1,536/1,440×960ドット。「民生用としては初めて1,000万画素を超えた(4,256×2,848ドット時)」としている。感度はISO 100~1600、シャッタースピードは30~1/4,000秒。さらに、インターフェイスにIEEE 1394を新たに装備し、JPEG、TIFFに加えてCCD RAW 12bitモードも搭載した。

 そのほかの仕様はS1 Proを踏襲し、スマートメディアとmicrodriveのダブルスロットや、ガイドナンバー12の内蔵ストロボ、3D-10分割マルチパターン測光などを備えている。外形寸法は、141.5×79.5×131mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約760g(本体のみ)。

搭載
主な仕様
撮像素子23.0×15.5mmスーパーCCDハニカム
有効画素数617万画素
記録画素数4,256×2,848/3,024×2,016/2,304×1,536/1,440×960ドット
レンズマウントニコンFマウント
焦点距離レンズ表記の1.5倍(35mm判換算)
シャッタースピード30~1/4,000秒、バルブ
測光方法TTL開放測光(3D-10分割マルチパターン測光、中央部重点測光、スポット測光)
露出制御マルチプログラムオート、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアル
液晶モニタ1.8型低温ポリシリコンTFT
外形寸法141.5×79.5×131mm(幅×奥行き×高さ)
重量約760g(本体のみ)

□富士フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj869.html
□関連記事
【2000年5月18日】富士フイルム、340万画素一眼レフデジカメ「FinePix S1 Pro」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000518/fujifilm.htm

(2002年1月30日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.