このうち1DIN CDセンターユニットと1DINカセットセンターユニットを除く5機種は、CDチェンジャやMDチェンジャをコントロールできる「CeNET結線」に対応している。価格と発売時期は次の通り。
■ DXZ925/DX425 DXZ925は、車載用センターユニットとして初めてドルビープロロジック IIデコーダを内蔵したモデル。CDやラジオなどの2chソースを5.1ch化することができる。さらに、VSEやタイムアライメントといった独自の音響技術「ACプロセッサー II」も搭載している。
内部はCD、AM/FMチューナ、最大出力50W×4chのアンプ、DSP/EQ部などで構成され、ハンズフリー用の「KEITAI-LINKユニット」(別売)にも対応している。
DSP/EQ部には、20bit 64倍オーバーサンプリングのΔΣ型ADコンバータや、24bit 128倍オーバーサンプリングアドバンストマルチビットΔΣ型DAコンバータを採用。AUX入力端子も備えている。取り付け寸法は178×155×50mm(幅×奥行き×高さ)。
DX425は、DSP非搭載の1DIN CDセンターユニット。BASS、TREBLEをそれぞれ強調する3プリセットイコライジング機能「Z-エンハンサー」を強化した「Z-エンハンサープラス」を搭載している。最大出力は50W×4ch。
表示パネルはブルーLEDで、フロントパネルは高品質なアルミニウムフェイスとしている。取り付け寸法は178×155×50mm(幅×奥行き×高さ)。AUX入力は非搭載。
■ AX420/AB220 AX420は、AM/FMチューナを内蔵し、別売のCDチェンジャなどをコントロールできる1DINサイズのカセットセンターユニット。カセット部の周波数特性は30Hz~18kHz、SN比は58dB(メタルテープ使用時)。Z-エンハンサーも搭載している。最大出力は45W×4ch。取り付け寸法は178×155×50mm(幅×奥行き×高さ)。 AB220は、40W×4chのアンプを搭載したAM/FMチューナ内蔵のカセットセンターユニット。カセット部の周波数特性は30Hz~15kHz、SN比は48dB(ノーマルテープ使用時)。Z-エンハンサーやロータリーボリュームを備えている。取り付け寸法は178×155×50mm(幅×奥行き×高さ)。
■ DMZ525LP/ADZ525 DMZ525LPは2DINサイズのCD/MDセンターユニットで、業界初の「Pop Color VFD」を採用した製品。文字やスペアナ表示などを「鮮やかで豊かな表現力のカラーグラデーションで表現する」としている。内部はCD/MD/チューナ/EQ/DSP部で構成され、CD/MD部はCD-R/RWやMDLPの再生に対応している。 最大出力は50W×4ch。5プリセットのDSPと4プリセットのEQを備え、AUX入力端子も搭載している。KEITAI-LINKユニットにも対応。取り付け寸法は178×155×100mm(幅×奥行き×高さ)。 ADZ525は、DMZ525LPのMD部をカセットデッキとし、アンプ部を45W×4chにしたDSP内蔵CD/カセットセンターユニット。その他の特徴はDMZ525LPを踏襲している。取り付け寸法もDMZ525LPと同寸。カセットデッキの周波数特性は30Hz~20kHz、SN比は67dB(メタルテープ使用時、DOLBY B NR ON)となっている。
■ TS720
ワイド7型の透過型TFT液晶ディスプレイを採用するインダッシュTV。フルローディングメカニズムを採用している。解像度は1,440×234ドットで、表示面積は152×85mm(幅×高さ)。
テレビの受信チャンネルはVHFが1~12ch、UHFが13~62ch。取り付け寸法は178×165×50mm(幅×奥行き×高さ)となっている。
■ VCZ625
DVDビデオ、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW、MP3の再生が可能な6枚DVDチェンジャ。MP3はID3タグ Ver.1.1に対応している。外形寸法は230×183×83mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトで、縦、横、斜め置きが可能。CeNETスレーブとスタンドアローンの切り替え機能も搭載する。 周波数特性は20Hz~20kHz、SN比は90dB。ドルビーデジタルとDTSを出力する光デジタル出力端子や、コンポジット出力、アナログ2ch音声出力を備えている。
(2002年2月14日) [orimoto@impress.co.jp] |
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