COOLPIX2500は、1/2.7型211万画素CCDを搭載した光学3倍ズームのデジタルカメラ。同社のラインナップ中ではエントリーモデルにあたり、2001年9月発売の「COOLPIX775」の後継機種になる。記録メディアはCF Type 1で、PCとのインターフェイスはUSBを使用。
最大の特徴は、レンズ部に「インナースイバル方式」と呼ぶ、一種の回転レンズ機構を採用したこと。これまでCOOLPIX900系に搭載していた回転レンズとは異なり、収納時にはフラットな形状となる。1回転させ、自分撮りをすることもできる。 ただし、レンズを真上、または真下にして撮影することは不可能で、撮影角度は上下とも最大45°程度と制限される。レンズは焦点距離37~111mm(35mm判換算)のニッコールレンズ。オートフォーカスには、上位機種と同じ5点マルチエリアフォーカスを採用している。 記録解像度は1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ドット。また、12種類のシーンモードを搭載するほか、輪郭強調やBSS(Best Shot Selector)といった上位機種譲りの機能も備えている。電源には新開発の薄型リチウムイオンバッテリを採用し、連続撮影時間は約80分(液晶モニタON)。
そのほか、背面のボタンを押すだけでPCへの転送を行なう「トランスファー機能」や、撮影画像を本体内でリサイズできる「スモールピクチャー機能」も備えている。外形寸法は約114×31.5×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約165g(本体のみ)。
□ニコンのホームページ (2002年2月21日) [orimoto@impress.co.jp] |
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