ニコン、新回転レンズ「インナースイバル」採用の3倍ズームモデル
―レンズ収納でフラットボディに、5点AFも搭載


3月下旬発売

標準価格:57,000円

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 株式会社ニコンは、レンズが上下に回転する「インナースイバル方式」を採用したデジタルカメラ「COOLPIX2500」を3月下旬に発売する。価格は57,000円。

 COOLPIX2500は、1/2.7型211万画素CCDを搭載した光学3倍ズームのデジタルカメラ。同社のラインナップ中ではエントリーモデルにあたり、2001年9月発売の「COOLPIX775」の後継機種になる。記録メディアはCF Type 1で、PCとのインターフェイスはUSBを使用。

レンズ部が回転し、自分撮りも可能。ただし、真上と真下に固定して撮影することはできない。収納時には本体に収めることができる。

 最大の特徴は、レンズ部に「インナースイバル方式」と呼ぶ、一種の回転レンズ機構を採用したこと。これまでCOOLPIX900系に搭載していた回転レンズとは異なり、収納時にはフラットな形状となる。1回転させ、自分撮りをすることもできる。

 ただし、レンズを真上、または真下にして撮影することは不可能で、撮影角度は上下とも最大45°程度と制限される。レンズは焦点距離37~111mm(35mm判換算)のニッコールレンズ。オートフォーカスには、上位機種と同じ5点マルチエリアフォーカスを採用している。

 記録解像度は1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ドット。また、12種類のシーンモードを搭載するほか、輪郭強調やBSS(Best Shot Selector)といった上位機種譲りの機能も備えている。電源には新開発の薄型リチウムイオンバッテリを採用し、連続撮影時間は約80分(液晶モニタON)。

背面と側面。側面の写真はレンズをもっとも仰角にしてみたところ。本体は樹脂製 別売のスエード調ソフトケース

 そのほか、背面のボタンを押すだけでPCへの転送を行なう「トランスファー機能」や、撮影画像を本体内でリサイズできる「スモールピクチャー機能」も備えている。外形寸法は約114×31.5×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約165g(本体のみ)。

主な仕様
撮像素子1/2.7型211万画素CCD(補色フィルタ)
有効画素数200万画素
レンズ焦点距離37~111mm(35mm判換算)
レンズF値F2.7~4.8
静止画解像度1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ドット
撮像感度ISO 100/オート(100/200/400)
シャッター速度2~1/3,000秒
液晶モニタ1.5型低温ポリシリコンTFT
電源専用リチウムイオンバッテリ
連続撮影時間約80分(液晶モニタON)
外形寸法約114×31.5×59.5mm(幅×奥行き×高さ)
重量約165g(本体のみ)

□ニコンのホームページ
http://www.nikon.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2002/e2500j_02.htm
□関連記事
【2001年8月23日】ニコン、コンパクトなエントリークラスのデジタルカメラなど
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010823/nikon.htm

(2002年2月21日)

[orimoto@impress.co.jp]

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