シャープ、1bitデジタルアンプ搭載コンポのELACモデル第2弾

2月25日発売 標準価格：19万円 連絡先：東日本相談室 　　　　Tel.043-297-4649 　　　　西日本相談室 　　　　Tel.06-6621-4649

　シャープ株式会社は、独自の「1ビットデジタルアンプ」を搭載したオーディオシステム「SD-SG11」にELAC製スピーカー「ELAC201」を組み合わせたモデル「SD-SG11E2」（愛称：Auvi excellence（アウビィ エクセレンス））を2月25日に限定発売する。価格は19万円。

　2001年6月に、ELAC、JBLスピーカーをセットした限定モデルが発売されたが、今回発売のモデルはELACスピーカーを組み合わせた限定モデルの第2弾となるもの。セットのELACスピーカー「ELAC201」は、 ウーファに150mmアルミハイブリッド・ロングストローク・ウーファを、ツイータに25mmアルミ・マグネシウム合金ドームツイータを採用したモデル。

　「SD-SG11」は、CDプレーヤー、MDデッキ、チューナで構成されたプレーヤー部と、独自の「1ビットデジタルアンプ」を搭載したアンプ/トランス部を組み合わせたオーディオシステム。実用最大出力は25W×2。携帯電話と同様の操作で文字を入力できる、10キー方式のリモコンも付属している。

　「1ビットデジタルアンプ」は、1秒間に約280万回のサンプリングを行ない、CDの64倍の分解能を実現したアンプ。これにより「音の立ち上がりや滑らかさを高品位に再現し、音質劣化の極めて少ないクリアな音質を実現する」としている。

　また、「高精度1チップΔΣ変調LSI」がアナログ信号を1bitデジタル信号に変換して、デジタルで伝送/増幅処理を行ないスピーカーに送るため、音質劣化が少なく、自然でクリアな音質を実現するという。

　アンプ基板に高級オーディオに搭載されている「ガラスエポキシ基板」を採用するほか、バックキャビネットに高比重材を使用。スピーカーターミナルがバナナプラグ対応にするほか、金メッキピン端子、3ピン電源コネクタを採用している。

　MDデッキ部はMDLPに対応。CDからMDへのワンタッチ倍速録音も行なえる。ディスプレイは7色から選択でき、CDテキストの表示にも対応している。

【主な仕様】

■ MD/CD/チューナ部

• 周波数特性（CD、MD）：20～20,000Hz（+1/-3dB、EIAJ）
• チューナ受信周波数：FM 76.0～108.0MHz、AM 522～1,629kHz
• 入力端子：光デジタル×1、スレテオRCA×1
• 出力端子：外部入力（ステレオRCA）×1、ヘッドフォン×1、システム音声（ステレオRCA）×1
• 外形寸法：318×93×210mm（幅×奥行き×高さ）
• 重量：約3.7kg

• 実用最大出力：25W×2（4Ω、1kHz時、EIAJ）
• A/Dノイズシェーピング：7次ΔΣ（デルタシグマ）変調
• 入力端子：システム音声（ステレオRCA）×1
• 出力端子：スピーカー出力（4Ω）
• 消費電力：60W
• 最大外形寸法：160×153×210mm（幅×奥行き×高さ）
• 重量：約3.7kg

• 形式：バスレフ型（スピーカーネット脱着式）
• ウーファ：150mm アルミ・ハイブリッド・コーンウーファ
• ツィータ：25mm アルミ・マグネシウム合金ドーム・ツィータ
• インピーダンス：4Ω
• 最大入力：80W
• 最大外形寸法：170×232×285mm（幅×奥行き×高さ）
• 質量：約5.5kg（1本、ネット含む）

（2002年2月21日）

[fujiwa-y@impress.co.jp]