標準価格:オープンプライス
連絡先:お買い物相談センター 株式会社日立製作所は、8cmのDVD-RAMとDVD-Rに録画できるDVDビデオカメラ「DVDカム」2機種を5月上旬より順次発売する。発売時期は、USB 1.1端子と2.5型液晶モニタを搭載した「DZ-MV250」が5月上旬、USB 2.0端子と3.5型液晶モニタを搭載する「DZ-MV270」が7月の予定。 両機種とも、ACアダプタ、バッテリパック(DZ-BP16)、ワイヤレスリモコンなどを同梱したオールインワンパッケージとなっている。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ、15万円前後、17万円前後と見込まれる。
DZ-MV250/270は、同社が2000年8月に発売した8cmDVD-RAMビデオカメラ「DZ-MV100」(248,000円)の後継機。8cmDVD-RAMに加え、新たに8cmDVD-Rに録画できるようになった。DVD-RAMには従来通りビデオレコーディング規格で録画するが、8cmDVD-RにはDVDビデオ規格で録画する。録画した8cmDVD-Rは、カートリッジから取り出すことで、既存のDVDプレーヤーなどで再生できる。 DZ-MV250と、DZ-MV270は、USB端子と、液晶モニタのサイズ、本体デザイン以外の基本仕様は同じ。1/4型総画素数約110万画素のCCD、光学12倍のズームレンズを搭載する。
DVD-R録画モードはCBRのみで、音声をMPEG Audio Layer-2で記録する「FINE」と「STD」、リニアPCMで記録する「LPCM」の3種類が用意される。
なお、DVDビデオ規格では、MPEG Audio Layer-2はオプションとなっており、「FINE」と「STD」モードで録画すると、DVDプレーヤーによって再生できない可能性がある。 再生機能として、映像の冒頭最大12コマを表示できる「ディスクナビゲーション機能」を新たに装備した。本体側面のジョイスティックで操作する。ディスクナビゲーション機能は、DVD-RAMの編集機能も備えており、シーンの入れ替えや削除も行なえる。 また、DVD-RAMにはJPEG形式の1,280×960ドットの静止画を、最大1,998枚撮影することができる。コーデックチップは、1チップでMPEG-2とJPEGのエンコードとデコードを行なえる0.18μmプロセスのチップを新規に開発。PCとのインターフェイス機能も搭載している。また、新たに動き適応型FNR(Frame Noise Reducer)も装備した。 なお、本体にはアナログ外部入力も備えており、アナログソースをDVD-Rや、DVD-RAMにダビングすることもできる。 PCとのインターフェイスはUSB端子で、DZ-MV250はUSB 1.1、DZ-MV270はUSB 2.0に対応。PCからは、8cmDVD-RAM/Rドライブと認識される。オプションとしてPC編集キット「DZ-WINPC3」(5月、14,800円)も用意。USBケーブルと、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP対応のドライバ、ユーリードの「DVD Movie Writer SE for DVD カム」、サイバーリンクの「PowerDVD XP」などが入っている。 DVD Movie Writer SE for DVD カムは、DVDカム用にカスタマイズされたバージョンで、DVD-RAMのビデオレコーディング規格、DVD-RのDVDビデオ規格の両方の読み込みと書き込みが行なえる。
□日立のホームページ (2002年3月12日)
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