全機種ともバッテリ、充電器、16MBメモリースティック、USBケーブル、ビデオケーブル、i-jump Ver.2.0、画像編集ソフトを同梱。なお、今回から画像処理ソフトが、ピクセラの静止画・動画編集ソフト「Image Mixer for Sony」に変更され、ピクチャーパラダイスクラブの同梱が中止となった。
■ DSC-P9
コンパクトな「Pシリーズ」中で、最上位に位置付けられたモデル。1/1.8型有効410万画素のCCDを搭載し、レンズは沈胴式の光学3倍ズーム。記録媒体はメモリースティックで、電源にはインフォリチウムイオンバッテリ(Cタイプ)「NP-FC10」を使用する。電池持続時間は最大90分。PCインターフェイスとして、USB端子を搭載している。 本体は金属製で、一部樹脂製。外形寸法はDSC-P5より0.4mm薄い、114×35.8×51.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は177g(本体のみ)。樹脂パーツも、DSC-P5のモールド素材から金属的な質感を持つ素材に変更している。また、モードダイヤルのカット幅を大きくしたほか、「Cyber-shot」のロゴを掘り込み処理にするなど、「コンパクトなボディに高級感を演出した」という。 従来シリーズからの変更点は、動画モードに「HQモードの高画質で連続動画記録が行なえる」という「MPEGムービーHQX」を設けたこと。解像度は320×240ドットで、これまであった「ハイクォリティ(HQ)」の上位モードとなる。最大連続約5分40秒の記録ができ、「ビデオCDなみの画質と8mmビデオと同等の音質」を実現しているという。また、すべてのモードで、メモリースティックの全容量を使い切るまで連続撮影が可能。 また、シャッター深押しで連続した16枚の画像を撮影できる「マルチ連続16枚撮影」機能も搭載している。1,280×960ドットのJPEG画像に、320×240ドットの画像16枚を記録する機能で、「スポーツなど速い動きを確認するときに便利」としている。カメラ本体では1枚づつのコマ送り再生が可能。 AFには3点測距AFの「マルチポイントAF」を採用。中央に被写体がない場合の「中抜け」を防止する。また、シーンセレクションに「夜景 & 人物」が加わった。ホワイトバランスにも新たなモードを追加。従来のPシリーズにあった「屋外」を「太陽光」と「曇天」に、「屋内」を「電球」と「蛍光灯」に細分化し、計6モードから選択できる。
そのほかにも、「クリアカラーNR」、「クリアルミナンスNR」、「NRスローシャッター」、「マルチパターン測光」、「プリフラッシュ調光」といった、フラッグシップモデルの「F-707」譲りの高画質化機能を搭載。液晶モニタは1.5型で、暗い中での視認性を高めるという「オートブライトモニタリング」機能が自動で作動する。
■ DSC-P71
1/1.8型330万画素CCDを搭載した光学3倍ズーム機。電源は単3電池2本を使用し、電池持続時間は2時間。新製品のニッケル水素電池「NH-AA-2DI」(オープンプライス)が付属する。記録媒体はメモリースティックで、PCインターフェイスにはUSBを採用。
MPEGムービーHQX、マルチポイントAF、マルチ連続16枚撮影、オートブライトモニタリング、各種ノイズリダクションといったP9の機能をほぼすべて継承。ただし、MPEGムービーHQXは音声なしで記録される。外形寸法は124.9×43.6×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約226gg(本体のみ)。
■ DSC-P31
1/2.7型210万画素CCDと単焦点レンズを搭載したエントリーモデル。記録媒体はメモリースティックで、電源は単3電池2本。電池持続時間は最大2.5時間となっている。PCインターフェイスはUSB。 P9、P71と同じく、MPEGムービーHQX(音声なし)、マルチポイントAF、オートブライトモニタリング、各種ノイズリダクションを搭載。両機種との大きな違いは、ADコンバータが14bitから12bitへの簡略化されていること。また、ホワイトバランスも1モード少ない、5モードとなっている。
その他の機能はほぼP9とP71を継承。外形寸法は106×39.5×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は173g(本体のみ)。
□ソニーマーケティングのホームページ(Sony Drive) (2002年3月12日) [orimoto@impress.co.jp] |
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