テープ蒸着には、海外向け業務用モデル「Professional DV」で採用した磁気記録層形成技術を元にした、新蒸着テープ化技術「PDSL(Perpendicularly Initialized Dual like Single Magnetic Layer) Technology」を採用。高周波数帯域信号出力を同社従来比で20%向上。「単層蒸着テープながら二層蒸着テープを超える出力特性を実現した」としている。 また、LPモード時での安定性を向上させるため、真空蒸着時のOxygen Supply(酸素制御)システムを進化させ、酸素の供給をより精密にコントロールする新技術「OSSII(Oxygen Supply SystemII)」を開発。 さらに、同社独自開発の「LAC(Lubricant’s Adsorption Control=潤滑剤吸着制御)」技術と、硬度を増したカーボン膜を形成できる新開発の「アドバンスト高周波プラズマCVD製法」を採用。静止画再生時の耐久性および保存時の耐久性を同社従来製品比で15%向上させ、「安定したテープ走行と高耐久性を実現する」としている。 リッド部(テープ取出口の開閉フタ)に、帯電防止効果の高い特殊樹脂を採用。これにより、ドロップアウトの原因となるチリ・ホコリの付着や、テープのリッド部への貼り付きを防いでいる。
□日本ビクターのホームページ (2002年3月13日)
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