パッケージには、16MB SDメモリーカード、電池(CR-V3)、USBケーブル、AVケーブルが付属する。なお、同梱のユーティリティソフトは、これまでの「DiMAGE Image Viewer Utility」から「DiMAGEビューアー」に変更された。
DiMAGE F100は、外形寸法111.0×32.0×52.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量約185g(本体のみ)のコンパクトな横長スタイルのデジタルカメラ。撮像素子に1/1.8型有効395万画素CCDを採用し、レンズは光学3倍ズームのミノルタGTレンズ。焦点距離は35mm判換算で38~114mmとなっている。 記録メディアはSDメモリーカード、またはMMC。電源はCR-V3×1、あるいは単3ニッケル水素電池×2を使用し、CR-V3使用時の連続動作時間は約240分。PCインターフェイスはUSBで、対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.2.2/X v10.1~10.1.3。 F100の大きな特徴は、5点測距の「エリアAF」に加え、「自動追尾AF機能」を採用したこと。これは、被写体の動きに合わせてフォーカスポイントが移動し、ピントを合わせ続けるというもので、「動いている被写体でもシャッターチャンスを逃がすことなく撮影できる」としている。なお、AFそのものは一般的なCCDによる映像AF方式を使用している。合焦時間は0.35秒、撮影間隔は0.7秒。
また、「ポートレート」、「スポーツ」、「風景」、「夕景」、「夜景/夜景ポートレート」の5シーンと、一般的な6シーンを自動的に判別し、露出、ホワイトバランス、コントラスト、シャープネスなどの処理を行なう「フルオートデジタル撮影シーンセレクター機能」を搭載。デジタルカメラでは初めてとしている。もちろん、任意で選択することもできる。 画像処理技術には、DiMAGE 7などに搭載した「CxProcess」を採用。「透明感があり、記憶色に近いナチュラルな色再現を実現する」としている。また、カラーモードには、色鮮やかで派手な色合いの「ビビッドカラー」が追加された。記録解像度は、2,272×1,704/1,600×1,200/1,280×960/640×480ドット。 そのほか、最大35秒の音声付き動画、最大30分のボイスレコーディング、映像に音声を記録するボイスメモが可能。動画の解像度は320×240ドットで、フレームレートは15fpsとなっている。
同梱の「DiMAGEビューア―」は、画像の自動補正のほか、動画の色かぶりなどの画像処理も可能な統合型ユーティリティ。撮影動画のフリッカ補正機能も搭載している。
(2002年3月19日) [orimoto@impress.co.jp] |
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