■ IXY DIGITAL 300a
2001年4月発売の200万画素3倍ズーム機「IXY DIGITAL 300」の後継機。外観が変更されたほか、縦横自動検知機能の採用といった撮影機能の強化が図られている。1/2.7型210万画素CCD、光学3倍ズームレンズといった基本機能に変更はない。 新型のリチウムイオンバッテリ「NB-1LH」を電源に採用し、従来の「NB-1L」に比べて記録枚数が約25%向上したという(液晶ON時)。製品にはNB-1LHが同梱されるが、旧モデル付属のNB-1Lを使用することも可能。 記録メディアはCF Type 1で、PCインターフェイスはUSBを採用する。なお、撮影時の情報を画像内に保存し、プリント時に反映する新規格「Exif 2.2」にも対応している。同社の対応プリンタからダイレクトで出力できる「カメラダイレクト機能」も搭載。 カメラの縦位置・横位置を自動判別し、自動的にAF枠やAE、オートホワイトバランスなどを調節する「SI(Super Intelligent)センサー」を新たに搭載した。縦位置撮影時には、3点のAF枠のうち上2点のみを使用するほか、空の明るさの影響を最小限にとどめる制御を行なう。本体搭載の液晶モニタで再生する際も、画像の縦横の自動判別表示が可能。同梱ソフト「ZoomBrowser EX」でもソフトが縦横を判別し、自動的にレイアウトする。 AFには、従来機からの「3点測距AiAF」に加え、新たに中央1点を用いる通常のAFを搭載。また、測光方式にスポット測光が加えられた。さらに、最長1秒からだったスローシャッターが15秒に拡大され、オート(1SO100~150相当)しか選べなかった撮影感度も、オート/ISO50/100/200/400から選択できるようになった。
そのほか、レックレビューと再生時に、ヒストグラムが表示可能になった。また、従来からあった「くっきり」、「すっきり」、「ソフト」などの「色効果モード」に、輪郭を押さえ気味にしたやわらかなタッチの「ソフト」を追加した。 本体背面には十字キーが設けられ、メニュー操作などで「明快な操作性を実現する」としている。外形寸法は94.8×31.5×62.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約245g。IXY DIGITAL 300より約5g重くなっている。
■ IXY DIGITAL 200a
2001年5月に発売された「IXY DIGITAL 200」の後継に当たるモデル。300aと同じ有効約200万画素のCCDを搭載し、レンズには光学2倍ズームを採用する。 記録メディアはCF Type 1で、電源には300aと同じく新型の「NB-1LH」を使用し、撮影可能枚数は液晶ONで約150枚となっている。PCとはUSBで接続。300aと同じく、Exif 2.2をサポートしている。カメラダイレクト機能も採用。 200からの変更点は300aと同じく、SIセンサー、15秒からのスローシャッター、スポット測光、ISO50/100/200/400相当の選択、ヒストグラム表示、色効果モード「ソフト」の追加など。十字キーも搭載した。
外形寸法は87.0×26.7×57.0mm(幅×奥行×高さ)、重量は約180g(本体のみ)。IXY DIGITAL 200より、約10g軽くなっている。
□キヤノンのホームページ (2002年3月20日) [orimoto@impress.co.jp] |
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