発売時期は、CDA-7892JとCHM-S630が3月下旬、MDA-W988J/W966JとCDA-7985J/7984J、CHA-3634が4月中旬となっている。
■ MDA-W988J/966J
MDA-W988Jは、2DINのMD/CDヘッドユニットで、AM/FMチューナも搭載している。CD部はCD-R/RWやMP3ファイルの再生に対応し、MD部はMDLPをサポート。 ディスプレイは白色の「Bio-ELディスプレイ」。アンプの最大出力は60W×4chで、低・中・高域に分割して信号を出力する「3Wayクロスオーバー」を採用している。 音質補正機能として、MP3などの圧縮音源を再生した際、失われた倍音などを回復するという「MX(Media Xpander)」を搭載。再生するメディアを自動感知し、MP3、MDLPなど、メディアごとに合わせた補正を行なう。さらに、走行ノイズなどで失われる音響成分も再生音に加えることができる。 また、237車種+汎用8タイプの車種ごとに音響および音量をカスタマイズできる「CSD III/CSD III R」も使用できる。同社のホームページから音響データをダウンロードし、CD-Rなどで読み込ませることができるカスタマイズ機能「i-パーソナライズ」にも対応している。
さらに、5バンドのパラメトリックイコラザのほか、スピーカーからの音の到達時間を自動化した「オートタイムコレクション」、マニュアル調整できる「6chタイムコレクション」といった補正機能も装備。また、フロント/リア、L/Rなど、チャンネルを統合した音場コントロールや、低音のタイミングが遅れないという「Bassフォーカス」機能も搭載している。
MDA-W966Jは、W988Jをベースにイコライザを7バンドのグラフィックイコライザにしたモデル。アンプも最大出力50W×4chのものに変更している。
MX、CSD III/CSD III R、6chタイムコレクション、Bassフォーカスといった補正機能はW988Jから継承している。
■ CDA-7895J/7894J/7892J
CDA-7895Jは、AM/FMチューナを内蔵する1DINのCDヘッドユニット。CD-R/RWとMP3ファイルの再生をサポートしている。 アンプの最大出力は60W×4chで、クロスオーバーは2Way。MDA-W988J/966Jで採用しているMX、Bassフォーカスなども搭載している。 そのほか、帯域内をきめ細かく調整できる「BASSセンター周波数コントロール」、「トレブルセンター周波数」を採用し、「サブウーファーレベルコントロール」、「サブウーファーフェイズセレクター」も使用可能。
CDA-7894Jは、7895Jのアンプを50W×4chとしたモデル。前面パネルのデザインもほとんど同じ。7892Jは、7894JからMP3デコーダを省略した下位モデルになる。ただし、CD-R/RWの再生は可能。
■ CHA-S634/S630
CHA-S634は、CD-R/RW対応の6連奏CDチェンジャ。MP3ファイルの再生も行なえる。 DAコンバータには「マルチレベルΔΣ24ビットDAC」を使用し、回路にはノイズ干渉や信号のスピードにこだわったという「S.T.A.R.サーキット」技術を採用。
CDユニットとの接続はAi-netおよびMini-Busを使用する。外形寸法および重量は、255×163.3×63mm(幅×奥行き×高さ)、1.7kgとなっている。
CHA-S630は、S634からMP3再生機能を省いた低価格モデルで、マガジン内を確認できる「シースルーマガジン」を採用。音飛びを防ぐ「衝撃吸収ダンパー」も搭載する。外形寸法は255×163.3×63mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.7kg。
□アルパインのホームページ (2002年4月3日) [orimoto@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp