同チップには、入力信号の合成器(マルチプレックサ)、DA/ADコンバータを内蔵。これまでのコーデックにはマルチプレックサは内蔵されておらず、同社では「サラウンド用のDSPと組み合わせて、マルチチャンネルのオーディオシステムを経済的に構成することができる」としている。 DACは24bitで、WolfsonのマルチビットΣΔ方式を採用。AD/DAコンバータとも対応サンプリング周波数は8kHz~192kHzで、それぞれ独立してサンプリング周波数を設定することが可能。入力チャンネルはそれぞれ、アナログドメインミュートとプログラム可能なゲインコントロール機能を備えている。 さらに、「LC708771」には3つの独立したミューティング機能がついたステレオアナログ出力をレコーディング用、モニター用に内蔵。DSP/デコーダとのインターフェイスに応じて各種の入力フォーマットに対して対応が可能。また、「LC708770」にはアナログ電子ボリュームを内蔵しており、DAC出力だけではなく、6chのアナログ音声を入力することができる。 ダウンミックスはドルビーデジタル5.1ch、ドルビーデジタルEX 6.1/7.1chに対応。両チップとも8ch MUXとステレオADコンバータ、8ch DACを備えている。
□三洋のホームページ (2002年4月4日)
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