Apple、「Cinema Tools for Final Cut Pro」を発表
-24fps EDLに対応


5月発売

 米Apple Computerは、ノンリニアビデオ編集ソフト「Final Cut Pro 3」に24fpsの編集機能を追加した「Cinema Tools for Final Cut Pro」を、5月に発売する。価格は999ドル。なお動作には英語環境が必要とされており、日本での発売は未定となっている。

 Cinema Tools for Final Cut Proは、16mmまたは35mmのフィルム編集でのカットリスト機能、HDビデオ編集においての24fps EDLをサポートする。これにより、フィルムを使った映画制作のコストと時間削減が期待できるほか、Pinnacle Systemsの「CineWave HD」などと組み合わせることで、HDシステムのオフライン、オンライン作業のワークフローが効率的に行なえるとしている。

Cinema Tools for Final Cut Proに必要なシステム

  • Final Cut Pro 3.0.2 (英語版)
  • Mac OS X v10.1.3 (英語版)
  • 300MHz以上のPowerPC G3またはG4プロセッサを搭載したFireWire内蔵のMacintosh
  • 256MB以上のRAM
  • QuickTime
  • インストール用として10MBのHDD空容量

 
□米Appleのホームページ
http://www.apple.com/
□「Cinema Tools for Final Cut Pro」の製品情報(英文)
http://www.apple.com/cinematools/
□ニュースリリース(和文)
http://www.apple.co.jp/news/2002/apr/08cinema.html
□米Pinnacle Systemsのホームページ
http://www.pinnaclesys.com/
□「CineWave」の製品情報(英文)
http://www.pinnaclesys.com/ProductPage.asp?Product_ID=108&Langue_ID=7

 
(2002年4月8日)

[nisiuti@impress.co.jp]

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