富士通とTOKYO FM、地上デジタルラジオの受信チップを開発


4月8日発表

連絡先:富士通デバイス事業本部
    マーケティング統括部
    Tel.03-5322-3325


 富士通株式会社株式会社エフエム東京は、2003年春に試験放送が予定されている地上波デジタル音声放送に向けて、共同で受信チップ(復調LSI)を開発すると発表した。

 地上波デジタル音声放送(地上デジタルラジオ)は、現在84社が参加する社団法人地上デジタルラジオ推進協会によって規格が検討されており、東京と大阪で2003年春の実用化試験放送に向けて準備が進められている。東京では、現在テレビ放送の第7チャンネルとして188MHz~192MHzが割り当てられているが、実験ではこの帯域を8セグメントに分割し、3セグメント放送1チャンネルと、1セグメント放送5チャンネルを割り当てる計画。

 今回両社が開発するチップはこの両方式に対応した復調LSIで、受信品質の向上や、音声・簡易動画・データ放送の同時受信が可能になるとしている。


□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□エフエム東京のホームページ
http://www.tfm.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/04/8-2.html


(2002年4月9日)

[nisiuti@impress.co.jp]

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