「LC75010W」は、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、24bit固定小数点DSPコアなどを1チップに内蔵したもの。他にもアナログソースセレクタ、DSPによるデジタルボリュームを搭載し、純正カーステレオでの必要機能を1チップに盛り込むことができる。これにより基板への実装面積が縮小され、セットの小型化が実現。デジタル処理のため、車種別の室内特性補正も基板を変更することなく係数のみで変更することができ、車種の多い純正カーステレオの共通化を図ることが可能になるとしている。 また、ボリューム機能はアナログボリュームとDSPのデジタルボリュームを用いたハイブリッド構成を採用。三洋電機がDSPソフトウェア開発を行ない、ユーザーが評価後、LSI化され、カスタムLSIとなる。 なお、同社は今後、MP3などの圧縮オーディオ再生機能や携帯電話対応ハンズフリー機能を内蔵した、新しいカーステレオ用LSIも開発するとしている。
□三洋電機のホームページ (2002年4月9日)
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