標準価格:オープンプライス
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価格は両モデルともオープンプライスだが、店頭予想価格はそれぞれ、7万円前後、8万円前後の見込み。Rec-Onは、2001年内の発売として、2001年9月に「WORLD PC EXPO 2001」に参考出品され、正式発表が待たれていた。 最大の特徴は、本体とHDDユニットのインターフェイスに、同社がストレージ製品に使用している独自規格「i・CONNECT」を採用していること。現在発売中の80GBの「HDA-i80」と、「HDA-i40」の動作が保証され、自由に付け替えて使用できる。
ただし、HDDは独自フォーマットを使用しており、HDDをパソコンに接続しても、直接ファイルとして読み出すことはできない。 なお、動作保証外となるが、同社が自作PCユーザー上級者向けに設立した「挑戦者」ブランドの3.5インチ内蔵用IDE-HDDの外付けケース「SOTO-3.5iU」なども、使用できる可能性が高い。 本体には、音声多重/ステレオ放送、CATVにも対応したTVチューナを内蔵し、単体で録画、再生が可能。また、時間指定による録画予約もできるが、Gコードなどには対応してない。 本体前面には、S映像/コンポジット/ステレオ音声の入出力を各1系統備え、背面にもS映像/コンポジット/ステレオ音声出力を1つ装備。
入力端子に接続したCSチューナなどと連動する機能も搭載する。本体にはRF入力のみで出力はないが、RF分配器が付属しており、既存の環境でも接続しやすくなっている。 録画フォーマットはMPEG-2で「HQ」、「SP」、「LP」の3種類を用意。解像度は「HQ」と「SP」は720×480ドットで、「LP」のみ352×480ドット。ビットレートはそれぞれ12Mbps、6Mbps、3Mbpsとなっている。
また、USB 1.1経由で、Windows 98 SE/Me/2000/XPマシンと接続することもでき、Rec-Onで録画した映像をパソコンに取り込めるほか、EPGによる予約も可能になる。「rserMail」による携帯電話からの予約にも対応する。しかし、パソコンからRec-Onに書き戻すことはできず、本体にも編集機能を搭載していない。そのため、Rec-Onで録画したものを編集して、Rec-Onで再生するということは不可能。 さらに、Rec-Onでは、内蔵フォントの制限などもあり、本体側でタイトル名を任意に入力することができないほか、EPG予約した場合でも、タイトルは設定されない。USB 1.1での実効転送速度は、「SPモードがリアルタイムで取り込める程度」としている。
同社では、USB経由でのファームウェアのアップデートについて、「機能追加など技術的に可能ではあるが、基本的にはこれで完成形だと考えているので予定は無い。また、それだけの完成度にするために、今まで発売を延期した」としている。 本体の操作は、14社のテレビの操作にも対応した付属の赤外線リモコンで行なう。
スタンドアローンで、音声付きの2倍速再生や、タイムシフト再生、プログラム再生、レジューム再生などが可能。本体の外形寸法は127×187×127mm(幅×奥行き×高さ)、重量2.7kg。
□アイ・オー・データのホームページ (2002年4月18日)
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