パイオニア、45,000円のエントリー向け6.1ch対応AVアンプ


6月上旬発売

標準価格:45,000円

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 パイオニア株式会社は、バーチャルサラウンドバックモードを搭載したAVアンプ「VSX-D511」を6月上旬に発売する。価格は45,000円。同社製DVDプレーヤーも操作できる「簡単リモコン」が付属する。

 VSX-D511は、2000年6月発売の「VSX-D3」の後継機。ドルビーデジタルとDTSに加え、MPEG-2 AAC、ドルビープロロジック IIにも対応するエントリークラスのAVアンプ。100W×5chのアンプを内蔵し、ライン入力時のSN比は98dBとしている。また、メインの5chを同一設計とし、パワーアンプ部には独自の「PHA(Pioneer Hybrid Amplification)」を採用。さらに、ドルビーデジタルEX、DTS-ESなどの6.1chサラウンドフォーマットを5.1chのスピーカーで再現するという「バーチャルサラウンドモード」も搭載している。

 基板には、大電流回路と小電流回路の分離や、信号ラインの最短化によりノイズの混入や回路間の信号の干渉を抑えるという「ダイレクトコンストラクション」を採用。全チャンネルに96kHz/24bitのDACを搭載し、周波数特性は5Hz~100kHzとなっている。

 音場モード「Advanced Surroundモード」に新モードを加え、全5モードを装備。そのうち「Expanded Theaterモード」では、ドルビーサラウンド音声でもドルビーデジタルに匹敵する立体音場が楽しめるという。

 音声入力端子として、同軸デジタル×1系統、光デジタル×2系統、アナログ2ch×3系統を搭載。映像入力はS映像×3系統、コンポジット×3系統となっている。外形寸法は420×401×158mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。なお、筐体サイズは5月下旬発売の上位機種「VSX-D811S」と同じで、ボディーカラーも同じくシルバーとなる。

【主な仕様】
実用最大出力100W×5ch(6Ω)
定格出力80W×2ch
周波数特性5Hz~100kHz
SN比98dB(ライン入力)
受信周波数FM:76~90MHz
AM:522~1,629kHz
映像入力S映像×3系統、コンポジット×3系統
映像出力S映像×2系統、コンポジット×2系統
音声入力同軸デジタル×1系統、光デジタル×2系統、アナログ2ch×3系統
音声出力光デジタル×1系統、アナログ2ch×1系統
消費電力200W
外形寸法420×401×158mm(幅×奥行き×高さ)
重量9kg

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release307-j.html
□関連記事
【4月23日】パイオニア、62,000円の6.1ch AVアンプ
―ドルビープロロジック II、DTS NEO:6デコーダも搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020423/pioneer.htm
【2001年4月19日】パイオニア、5万円以下でコンポーネント端子搭載のAVアンプ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010419/pioneer.htm

(2002年4月25日)

[orimoto@impress.co.jp]

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