米Tripath、eMacにClass-Tデジタルアンプが採用されたと発表


5月1日発表(現地時間)


【eMac】
 米Tripath Technologyは1日(現地時間)、4月29日(同)に米Apple Computerが発表した教育市場向けのCRT一体型デスクトップ機「eMac」に、Class-T(T級)デジタルアンプが採用されたと発表した。

 eMacに搭載するのは、16Wで駆動する効率が90%以上の「TA2024」で、メイン基板に統合される。今回同社の製品が採用されたことについて、同社の副社長Alan Soucy氏は「Appleは、パソコンがエンターティメント機器でもあるというトレンドのリーダーであると認識している」とし、「Appleとともに優れたコンピュータオーディオのソリューションを市場に提供していくために、今後も連携を続けていく」という。

 Class-Tアンプは1ビットデジタルアンプで、いわゆるClass-Dアンプの中でも、スペクトル拡散に似た同社独自の変調方式を用いていることが特徴となっている。Class-Tアンプは、パソコンでは、'99年12月発売のVAIO MX(現行機種はアナログアンプに変更されている)や、2002年2月発売の液晶搭載iMacにも採用されている。

□Tripath Technologyのホームページ(英文)
http://www.tripath.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.tripath.com/050102.htm
□関連記事
【4月30日】米Apple、教育市場向けのCRT一体型「eMac」を発表(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0430/apple1.htm
【1月8日】アップル、日本でも新型iMac/iBookを発表(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0108/apple3.htm
【'99年10月21日】ソニー、音楽MDを搭載した音質にこだわったAVパソコン(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991021/sony.htm
【キーワード】Class-Tアンプ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991216/key102.htm#ClassD

(2002年5月2日)

[furukawa@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.