サンプル価格:5,000円
アルプス電気株式会社は、世界最小サイズのTVチューナユニット「TSEシリーズ」を開発。9月下旬より5,000円で、サンプル出荷を開始する。 TSEは、外形寸法40.0×20.0×5.0mm(幅×奥行き×高さ)の世界最小サイズを実現したTVチューナユニット。ノートPCや、携帯情報端末への内蔵を主眼として開発したとしており、チューナ部とIF部が一体化されている。 ミキサや、オシレータ、1パッケージにPLL回路を納めた小形カスタムICを採用し、フィルタ調整用の空芯コイルを小形化。さらに、同社の印刷技術と高周波回路技術により、ファインパターン(狭回路パターン)化した多層セラミック基板の採用などにより小型化を実現している。容積は4mlで、これまで世界最小だった従来品の「TSCシリーズ」から約40%となった。 また、従来品同様、DC/DCコンバータを内蔵し同調用高電圧発生回路機能も搭載。電源電圧5Vの単一電源駆動を実現している。チャンネル展開は日本/米国とPAL地域。 同社では、主な用途としてノートPC、携帯情報端末、DVDプレーヤーなど各種ポータブル機器、USB接続可能なHDD、テレビ内蔵液晶モニタなどを挙げている。また、TSEシリーズにより、「今後ノートPCへのTV機能の標準搭載に拍車がかかることが期待され、さらに携帯情報端末やポータブルDVDプレーヤなど、各種のポータブル機器でテレビ放送が楽しめるようになる」としている。
□アルプス電気のホームページ (2002年5月14日) [furukawa@impress.co.jp] |
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