松下、アームで角度調節可能な液晶搭載DVDプレーヤー
―DVD-RAMや、SDカードのMPEG-4も再生可能


6月20日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:お客様ご相談センター
    Tel.0120-878-365


角度の自由な調節が可能
 松下電器産業株式会社は、SDカードやDVD-RAMの再生にも対応した液晶搭載ポータブルDVDプレーヤー「DVD-lv65」を6月20日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は8万円前後と見込まれる。

 DVD-lv65の最大の特徴は、新形態のディスプレイを採用したこと。液晶サイズはワイド5型(約34万画素)で、自由に角度が変えられる。スタイルI(スタンダード)は従来機と同じスタイル、スタイルII(フリー)は液晶画面の角度調節(モノアームで調節)が可能なポジション。スタイルIII(コンパクト)では、たたんで見ることができる。  また、SDスロットも搭載しており、SDメモリーカードに記録された静止画(JPEG)、音楽データ(AAC/MP3)はもちろん、DVカメラやD-snapなどで録画したMPEG-4動画も再生可能。同社では、DVDプレーヤーとしては初の機能としている。

スタイルI スタイルII スタイルIII

 ディスクメディアも、プレスDVDビデオに加え、DVD-R(ビデオ規格)、DVD-RAM(ビデオレコーディング規格)をサポート。CDもCD-R/RWにも対応し、MP3も再生できる。また、TVチューナも内蔵しており、視聴できるメディアの種類はかなり幅広い。

 外形寸法は144×140×32.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約602g。パッケージには、充電式バッテリパックや、リモコン、ACアダプタなどが付属。約4時間のフル充電で約2.5時間の連続再生(画面の明るさを最小-5に設定時)が可能で、別売バッテリパック(DY-DB60、20,000円)を使用すれば、約4時間再生できる。

 入出力端子はコポジット、S映像、アナログ音声を(入出力切り替え式)装備。また、光デジタル出力端子(アナログ音声と兼用のミニ光コネクタ)も備えており、ドルビーデジタルやDTSをストリーム出力できる。

 周波数特性は4Hz~22kHz(DVD、48kHz)、4Hz~44kHz(DVD、96kHz)、4Hz~20kHz(CD)。SN比は115dB(CD)。ダイナミックレンジは98dB(DVD)、97dB(CD)。また、アドバンスドサラウンド機能(スピーカー/ヘッドホン)や、ダイアログエンハンサーも装備している。

 その他の機能として、前後5段階/200倍速サーチや、映画素材に適した画質を実現する「シネマ」機能なども搭載している。

 なお、松下ネットワークマーケティング株式会社の直販サイト「パナセンス」で、100セット限定でモニタ販売される。モニター販売上限価格は75,000円、下限価格は50,000円。応募締め切り日は5月29日で、当落の連絡は6月初旬を予定。商品は6月20日頃に出荷される。

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020516-1/jn020516-1.html
□パナセンスのホームページ
http://www.sense.panasonic.co.jp/

(2002年5月16日)

[furukawa@impress.co.jp]

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