日本ビクター株式会社は、プログレッシブ出力に対応したDVDシアターシステム「TH-PZ1」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスだが、5万円前後の見込み。他社製テレビコードをプリセット済みのマルチブランドリモコンが付属する。 TH-PZ1は、ドルビーデジタル/DTSデコーダとアンプを内蔵したDVDプレーヤーと、スピーカーをセットにした5.1chのDVDシアターシステム。4種類のDSPモードを搭載し、2chソースのサラウンド再生にも対応する。同社の「TH-A5」の後継モデルとなり、同様にAM/FMチューナを内蔵。また、CD-R/RWのMP3再生にも対応するほか、画面を見ながら操作や設定ができるオンスクリーン機能も搭載する。 TH-A5との違いは、映像用に10bit/54MHzのD/Aコンバータを搭載したほか、プログレッシブ出力に対応したこと。「折り返し歪のない、緻密で滑らかな映像を再現する」としている。また、RCAのコンポーネント出力端子がD2出力端子に変更された。なお、TH-A5に内蔵されていたAACデコーダは省略されている。 サテライトスピーカーは「歪みが少なく、ワイドレンジを実現する」という銅キャップを採用。外形寸法および重量は、105×126×119mm(幅×奥行き×高さ)、約0.6kgとなる。 サブウーファは、ドライバユニットに6層巻きボイスコイルとウェイトリングを内蔵したパッシブ型。外形寸法および重量は、200×312×337mm(同)、約5.1kg。
【主な仕様】
(2002年5月22日) [nisiuti@impress.co.jp] |
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