プログレッシブ回路は、同社独自のインターレース変換を行なわない「デジタルダイレクトプログレッシブ」方式。30p収録ソフトにも対応し、「字幕のスダレ現象の発生を低減」するという。画質調節機能は、明るさやコントラストなどの調整項目を一括表示し、簡単に画質調整ができる「VFP(ビデオ・ファイン・プロセッサー)」を装備。 オーディオD/Aコンバータは、同社独自の「192kHz/24bit対応 PEM・DDコンバーター」を搭載。周波数特性は96kHz収録のDVD再生時で2Hz~44kHz(±1dB)、ダイナミックレンジは106dBを実現している。また、モーターには「ブラシレスDDモーター」を採用し、「読み取り精度向上と高耐久性を実現する」としている。 再生フォーマットは、DVDビデオ(ビデオモードDVD-R対応)、ビデオCD、CD-DA、CD-R/RWのに対応。CD-R/RWは、CD-DAのほか、MP3、JPEG(ベースライン方式)ファイルの再生にも対応する。 再生関連の機能として、再生停止位置を記録して、次回ディスク挿入時に同じ位置から再生を開始する「ディスクリジューム」機能を搭載。30枚分のディスク情報を記録できる。その他にも1ボタンで約10秒前まで戻って再生する「ちょっと見バック」機能や、最高1,024倍まで映像が拡大できるズーム機能、国内12社のTVの操作が可能な「TVコンパチリモコン」などを装備している。 出力端子はD2×1、S/コンポジット/ステレオRCA×1、光/同軸デジタル×各1を装備。外形寸法435×258.4×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量2.4kg。
□日本ビクターのホームページ (2002年5月23日)
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