「CD/VD」は、厚さ0.9mmのCDと、厚さ0.6mmのDVDを独自の接着技術で貼り合わせたディスク。片面はCDとして、その裏面はDVDとして読み出すことができる。なお、DVDやCDドライブ/プレーヤーのディスクの厚さの許容範囲は0.9~1.5mmとなっているので、一般的なドライブやプレーヤーで再生できることになる。
ただし、DVDは基本的に貼り合わせで製造され両面ディスクも規定(DVD-/10/14/18)されているが、CDに関しては貼り合わせは規格外になる。つまり、名刺型CD-ROMなどと同じCD-ROM/プレーヤーで再生できるCD互換のメディアということになる。 CD/VDの具体的な用途として同社では、音楽CDとライブ映像を1枚に収めたり、DVDビデオのダイジェストを多数収録して、気に入ったタイトルをCD-ROM側からオンラインで注文するといったことを、想定している。 また、雑誌の付録でDVDが採用されることが増加しているが、パソコン誌などの場合はDVDが読めない読者を想定して、CDも添付しなければならないことも多い。「CD/VD」を使用するば、それが1枚で済むことになり、同社ではCDとDVDを個別に製作するより3割程度安くできるとしている。
□ディーティージャパンのホームページ (2002年6月7日) [furukawa@impress.co.jp] |
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