AG-MX70は、最大8入力のデジタルAVミキサー。信号処理は4:2:2:4で、コンポーネントまたはコンポジットでの入力が可能。コンポジットなら8入力を切り換えられる。また、2系統のフレームシンクロナイザを内蔵するため、非同期のアナログビデオ信号も入力できる。さらに、オプションのSDIボード「AG-YA70P(35万円)」を装着することで、4入力のSDIと1出力のエンベデッドに対応したSDI接続が可能になる。 音声処理は48kHz/24bit。最大10chのアナログ音声入力(XLR)を搭載し、10ch独立の調整およびミキシングが行なえ、イコライザやボイスチェンジャも内蔵する。また、SDIボードプラグイン時には音声のエンベッドに対応し、ミキシング結果をSDI出力に重ねることができる。 600パターン以上のトランジションパターンとKEYパターンを内蔵。ワイプパターンは16:9映像にも対応する。さらに、別売りの3Dエフェクトボード「AG-VE70P(30万円)」を追加することで、ページターン、リップルなどの3次元エフェクトが使用可能になる。 また、PCで制作した静止画をUSB端子経由で取り込める。AJ-MX70の画像バッファは640×480ドット30フレーム分。市販の画像処理ソフトで作成したロール/クロールタイトルや、ロゴアニメーションなどが表現できる。 そのほか、ワイプパターン用独立ボタンや、最大100イベントのメモリ機能、20フレーム分のキーラーンなどを搭載。外形寸法は424×400×197mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.7kg(フルオプション時)となっている。
□松下電器のホームページ (2002年6月10日) [orimoto@impress.co.jp] |
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