6月よりサンプル出荷 サンプル価格:1,000円
同社ではMN102H81G/76Gにより、「高画質化を実現しつつ、テレビシャーシコストの大幅な削減が可能」としている。また、今後、ピンコンパチブルのPAL/SECAM方式のシリーズ展開も図る。 従来の映像信号処理LSIでは、画質調整をハードウェアで行なっているため、限られた範囲でしか補正効果を変更できなかった。しかし、MN102H81G/76Gでは、映像信号処理の一部をマイコンによるファームウェアで実現したことにより、ソフトウェアを変更することで様々な画質調整機能を実現できるようになった。 また、映像信号処理回路の全てを、内部バス接続することで処理も高速化。ファームウェアも新たに開発したことにより、きめ細かな画質調整が可能になったとしている。 OSDは、RGB各色4ビット計4,096種類の色表現ができ、色のついた半透明色を表示するブレンド機能も備える。OSD表示と映像を16通りの混合比で合成し、透明度合いを制御することも可能。 さらに、3枚のOSD表示を自由に重ね合わせることのできるOSD回路と、RGBプロセッサ回路を内部バスで接続。OSDデータと映像データをデジタルで混合する。 また、選局マイコン、テレビ映像信号処理IC、くし型フィルタIC等の複数チップを1チップにすることで周辺ディスクリート部品を削減。実装面積で同社従来比1/3、システムコスト同1/2を実現している。
□松下電器のホームページ (2002年6月18日)
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