株式会社ケンウッドは28日、新経営体制と執行役員制度の導入を発表した。株主総会後の取締役会で決定したもので、5月27日発表の「抜本再建計画」を受けたもの。 社長兼CEOには、株式会社東芝顧問の河原春郎氏が就任。新体制には、再建推進本部の設置、事業部の再編、資材調達改革、クループ経営改革などが含まれている。再建計画で強調した目下の課題、不良資産の処置と不動在庫の撲滅についても、キャッシュフローと資産効率の見直しで対処する。 組織変更は、再建推進本部の設置と組織の簡略化がテーマ。再建推進本部は河原CEO直轄の組織とし、全社の組織を動員できる体制を整える。また、組織の簡略化については、デバイス事業部と技術戦略本部のほとんどを事業部に統合し、戦略の整合と事業化の効率化を図る。 資材調達では、外部から改革推進責任者を迎え、材料費の大幅削減を目指す。また、関係会社の統合、再編を進めるとともに、実績によるケンウッド本体への編入も検討するとしている。
□ケンウッドのホームページ (2002年6月28日) [orimoto@impress.co.jp] |
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