ソニーマーケティング株式会社は、縦置きが可能な50V型および42V型の業務用プラズマディスプレイを発売する。発売日は、50V型の「PFM-50C1」が7月15日、42V型の「PFM-42B2」が8月1日。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は50C1が110万円前後、42B2が70万円前後と見られる。 50C1は、解像度1,365×768ドットの50V型パネルを採用。最大でUXGA(1,600×1,200ドット)の表示に対応する。入力端子は、コンポーネント/アナログRGB兼用×2系統、S映像×1系統、コンポジット(BNC)×1系統を装備。また、パネル表面には「ARコーティングスクリーン」を採用し、画面上の反射を抑えたとしている。
高画質化回路として、すべての映像信号をデジタル信号で処理する「新リアルデジタルシステム回路」を搭載。「高精度でクリアな映像を実現した」としている。また、動画の動きをドット単位で検出し、最適な方法でIP変換するという「バイ・ピクセル・アクティブI/P変換回路」も採用。輪郭のジャギーなどを低減するという。 本体に7W×2chのデジタルアンプを搭載し、専用スピーカーシステム「SS-SP10A」との組み合わせが可能。外形寸法および重量は、1,246×100×755mm(幅×奥行き×高さ)、46.7kg。消費電力は490W。
42B2は、解像度1,024×1,024ドットの42V型プラズマディスプレイ。50C1と同じくARコーティングスクリーンを採用し、従来機「PFM-42B1」より輝度とコントラストが向上したという。最大表示解像度は1,600×1,200ドット。映像入力端子の構成は50C1と変わらないが、デジタルアンプが省かれている。 また、50C1にあるオプションの専用横置きスタンドも用意されない。外形寸法は1,033×83×631mm(幅×奥行き×高さ)、重量は28.4kg。
□ソニーのホームページ (2002年7月4日) [orimoto@impress.co.jp] |
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