株式会社神代(フロンティア神代)は、ビデオ編集ソフト「Vegas Video」を搭載したターンキーシステム「GB-P20VDR/VGS」を発表した。直販サイトや通信販売窓口で7月10日より販売を開始し、商品出荷は7月下旬を予定。価格は368,000円だが、発売記念として、限定20台分を298,000円で販売する。 GB-P20VDR/VGSは、株式会社フックアップとの共同プロジェクトで、フックアップが正規代理店を務めるSonic Foundryの「Vegas Video 3.0(英語版)」と「ACID PRO 3.0(日本語版)」を搭載するのが特徴。そのほかに、DVDオーサリングソフトとして「DVD it! SE」が付属する。 フロンティア神代の「DV-Stage」をベースにしており、ソフトの能力を最大限に引き出すチューニングを行なったとしている。なお、ケースはフロンティア神代のオーダーメイド専用設計「ギガブレイク」のミドルタワーケースを採用している。
CPUはPentium 4 2A GHzで、チップセットはIntel 850。メモリはRDRAM 256MB、HDDは40GB+40GBとなっている。光ドライブにはパイオニア製のDVD-R/RWドライブ「DVR-A04J」を装備。OSはWindows 2000 SP2を採用している。 Vegas Video 3.0は、2月から単品で発売されているビデオ編集ソフト。ACIDシリーズのインターフェイスを受け継ぎ、尺合わせに便利な自由度の高いタイムストレッチを特徴としている。ほとんどのエフェクトをリアルタイムで処理できるほか、エンベローブを編集することで、スローモーションや逆送りなども直感的に操作できる。 また、ACIDがベースになっているため、音声編集機能も充実。EQやコンプレッサといったエフェクトもVegas Video上で行なえる。「ちょっとした音声の編集を映像ソフト上でやりたい」というMAの声に応えたという。なお、インストール済みのVegas Videoは英語版だが、日本語テキストの編集には対応している。
ACID PRO 3.0は、ループシーケンサ「ACID」シリーズの最上位バージョン。日本語版は3月から販売されている。BPM(テンポ)の異なるサンプルを自動的に調節、つなげていくことで作曲を行なう。PROでは192kHz/24bitのファイルをサポートしている。
フックアップ社長の伊原正道氏は、「これまでプロ向けにソフトだけを売っていたが、ユーザーからハードやインストールについての質問を多く受けている。今回のシステムはユーザーにとって受け入れやすいのでは」との期待を語った。
□フロンティア神代のホームページ (2002年7月5日) [orimoto@impress.co.jp] |
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