日本電算機株式会社(JCC)は、無線LANアクセスポイント機能、ブロードバンドルータ機能などを備えたホームサーバー「iBOXブロードメディアサーバー」を7月22日から直販サイトで販売する。メモリとHDDをBTOできるほか、無線LANなしの「is-1」と、無線LAN装備の「is-2」をラインナップする。
9月1日からは量販店でも販売を開始する。価格はオープンプライスで、is-1が10万円前後、is-2が15万円前後になる見込み。リモコンが付属するほか、ワイヤレスキーボード、USBキーボード/マウスがオプションで用意される。 iBOXブロードメディアサーバーは、Linuxをベースにしたホームサーバー。専用のGUIを備え、HDDへの地上波録画、ブロードバンドコンテンツの閲覧および保存、Webブラウジング、メールの送受信などが行なえる。
また、ブロードバンドルータや無線LANアクセスポイントとしても使用でき、さらに動画の編集や、Webサーバー、メールサーバー、ストリームサーバーとしても使用できる。
CPUには、800MHzから1GHz程度のものを予定している。メモリとHDDはBTOで指定でき、メモリは128/256/512MB~1GHz、HDDは40/80/160GBを選択可能。 そのほか、Ethernet×2、USB×2を搭載する。さらに、上位モデルのis-2は、無線LAN(IEEE 802.11b)とDVD-ROM/CD-RWドライブを搭載している。 映像および音声入力は、S映像×2系統、アナログ音声×3系統、マイク入力×1系統を装備。映像出力には、S映像、コンポジット、VGAを各1系統備えている。また、テレビ受信用にRF入力端子も搭載する。 録画はMPEG-2で行なう。40GB HDDの場合、30~40時間の録画が可能。また、EPGにも対応し、iモードを使った外出先からの予約録画も行なえる。なお今秋には、記録型DVDドライブを搭載した「is-3」を発売する予定。
外形寸法は349×230×131mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.5kg。なお、OSはLinuxだが、Windowsのインストールも可能。Windows起動時には標準のGUIは使用できず、通常のPCとして利用できる。
□JCCのホームページ (2002年7月18日) [orimoto@impress.co.jp] |
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