価格は、解像度XGA(1,024×768ドット)、最大輝度2,100ANSIルーメンの「LT260J」が598,000円、解像度XGA、最大輝度2,000ANSIルーメンで短焦点レンズ搭載の「LT260SJ」が598,000円、解像度SVGA(800×600ドット)、最大輝度2,000ANSIルーメンの「LT220J」が498,000円。発売日は、LT260JとLT260Sが8月20日、LT220Jが9月20日となっている。 全モデルに、斜め投写性能を向上させる新開発のLSIを利用した画像歪補正技術、「SQUARE SHOT(スクエアショット)」を搭載。縦台形補正±40度、横台形補正±30度(LT-260SJは±25度)の台形歪補正を実現した。同社では「世界一の斜め投映を実現した」としている。 同技術は、従来の上下左右の台形補正技術では補正しきれない立体的な歪みを補正するという「3Dリフォーム機能」を採用。補正の指定はUSBマウスを使用して画面上で4隅をクリックするか、リモコンか本体ボタンの操作で行なう。60型スクリーン投映時での斜め投写距離の目安は、1.4画面分(約168cm)。補正は1度単位で行える。 光源に220W NSHランプを採用し、ランプ寿命は最高2,000時間。また、新開発の高効率光学系を採用することにより、「LT260J」は 1チップDLPプロジェクタとしては最高輝度の2,100ANSIルーメンを実現。コントラスト比は「LT260J」、「LT260SJ」で1,300:1、「LT220J」で500:1となっている。さらに、同社独自の分割冷却方式と大型の排気ファンを採用することにより、騒音レベルは「エコモード」時で29dB、「高輝度モード」で32dBを実現している。 台形補正以外の画質調節機能は、sRGBモードを含む5つのプリセットモードと、4つのユーザ設定モードを搭載。「ガンマ補正」、特定の色を調整する「色補正」、色温度を6段階から選択出来る「色温度調整」のパラメータを調節できる。 映像入力端子は、アナログRGB D-Sub15ピン×2、S/コンポジット×各1を搭載。PC入力時は最大UXGA(1,600×1,200ドット)の縮小表示にも対応し、別売のコンポーネントビデオ接続ケーブル「VL-CA03V(10,000円)」、コンポーネントビデオ変換アダプタ「ADP-CV1(1,500円)」などを使用することで、コンポーネント入力も可能となっている。 さらに、オプションの無線LANカードを本体のPCカードスロット(PCカード Type II)に装着することで、無線LAN上から静止画の送信も可能。対応プロトコルはIEEE 802.11bで、Eメールでランプ寿命やエラーメッセージを送信できる「メール通知機能」も装備している。
□NECビューテクノロジーのホームページ http://www.nevt.co.jp/ □ニュースリリース http://www.nevt.co.jp/press/02pjs/lt260.htm □関連記事 【2001年9月12日】NECビューテク、1,000ANSIルーメンの小型DLPプロジェクタ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010912/necvt.htm (2002年7月18日)
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