シャープ株式会社は、カメラユニットを交換することでデジタルカメラとして使用できるDVカメラ「VL-DD10」を8月8日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は16万円前後になると見られる。バッテリパック、ACアダプタ、充電器、ズームマイク、ワイヤレスリモコン、16MB SDメモリーカードなどをまとめたアクセサリーキット「VR-KTD10」も同時に発売する。価格は25,000円。 最大の特徴は、ユニット単位でカメラ部、CCD部の取替えを可能にしたこと。パッケージには「動画カメラユニット」と「静止画カメラユニット」が付属し、動画カメラユニット装着時にはDVカメラ、静止画カメラユニット装備時はデジタルスチルかmらとして使用できる。また、テレビ放送の受信が可能になる「チューナユニット」(VR-TUD10、12,000円)がオプションで用意されている。チューナユニットの受信周波数は、VHF1~12ch、UHF13~62ch。 電源・3型液晶ディスプレイは両ユニットで共通して使用する。液晶ディスプレイには、デルタ配列TFT液晶の「あざやかファイン」液晶モニタを採用。ビューカムシリーズの特徴のひとつ、270度の回転チルト機構も装備している。 動画カメラユニットは、光学10倍ズームレンズ、1/4型約68万画素CCDを搭載。CCD切り出し式の手ぶれ補正機構を備えている。最低撮影照度は9ルクス。連続使用時間は約80分。アクセサリーキット同梱のズームマイクを装着でき、ズームアップにあわせた録音が行なえる。 動画カメラユニット装着時の入出力は、i.LINK、S映像/コンポジット入出力、ヘッドフォンなど。外形寸法および重量は、141×62.5×84mm(幅×奥行き×高さ)、約505g(本体のみ)。 静止画カメラユニットは、光学3倍ズームレンズ、1/1.8型420万画素(有効400万)CCDを備え、2,448×1,632/1,824×1,216/1,200×800/720×480ドットの静止画を撮影できる。記録メディアはSDメモリーカード/MMC。PCとの接続用に、USB 1.1端子も備えている。 露出を変えて撮影する通常のブラケット撮影のほか、ハイライト抑制、ダーク部強調、コントラスト強調を連続撮影する「ガンマブラケット撮影」も使用できる。搭載する入出力は、S映像/コンポジット出力端子や、アナログ音声出力、ヘッドフォン端子。外形寸法は152.5×63×88.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約560g(本体およびハンドストラップのみ)となっている。
□シャープのホームページ (2002年7月23日) [orimoto@impress.co.jp] |
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