日本コロムビア株式会社、株式会社サンマーク出版、松下電器産業株式会社、パナソニックデジタルネットワークサーブ株式会社(PDN)の4社は5日、2002年発売のウルトラマン関連製品を合同で発表した。 発表されたのは、DVDビデオ「帰ってきたウルトラマン」(PDN)、ep蓄積型番組「円谷チャンネル」(松下電器)、ビジネス書「ビジネスはウルトラマンが教えてくれる」(サンマーク出版)、音楽CD「シュワッチ! ~明日への冒険~」(日本コロムビア)の4商品。 DVDビデオ「帰ってきたウルトラマン」は、2002年末頃の発売を予定。価格、販売元とも未定で、全13巻が発売される。旧ウルトラシリーズのDVD化としては、「ウルトラセブン」、「ウルトラマン」、「レッツDコレクション」(ウルトラマン、ウルトラセブンの再編集版)、「ウルトラQ」に続く第5弾になる。DVD化にあたり、ほかのシリーズ同様、映像および音声のデジタルリマスタを行なうという。
「円谷チャンネル」は、110度CSデジタル放送の「ep蓄積放送」において7月1日よりサービスが開始されている番組。円谷プロが企画し、松下電器がサービスプロバイダを務めている。今回は、8月3日からのリニューアルをアピールするため、合同発表に参加した。 円谷チャンネルの番組内容は、名場面、スタッフへのインタビュー、最新情報、グッズの紹介、プレゼントコーナーなど。これらが「epステーション」のHDDに随時蓄積される。 リニューアルは劇場版ウルトラマンコスモス2の公開にあわせたもので、デザインを一新。さらに、コスモスだけでなく、大人にあわせた別デザインページへも簡単に切り替えられる。なお、今週はコスモス主役の杉浦太陽へのインタビューを放送している。今後も「イーピーの進化に合わせてお客様に楽しめるよう、最新のコンテンツに合わせてリニューアルしていく」(松下電器)とし、事例として携帯電話との連携、eコーマスなどを例に挙げた。
シングルCD「シュワッチ!!」(1,260円)は、7月20日発売。ギター、ベース、キーボード、ドラムス、ホーンセクションをウルトラ兄弟が担当する「ツブラヤオールスターズバンド」によるもので、ウルトラマンコスモスの主題歌を歌う「ProjectDMM」がメインボーカルを務めている。7月20日にCDデビュー、2002年夏からステージ展開を行なう予定。 また、「ビジネスはウルトラマンが教えてくれる」(1,600円)は、円谷プロダクションの軌跡をテーマにしたビジネス書。円谷プロのキーマンを取材し、当時としては先進的なマーチャンダイジング手法に迫るという内容で、8月3日に発売。
今回発表の4製品は、広告展開は統一ロゴのもとに行なわれる。テレビスポット、中吊り広告、雑誌、新聞などを8月より展開し、DVD発売の年末に向けて露出を加速させる。テレビCMは、小田急電鉄の車内で撮影されたドラマ形式のもの。商品にあわせた数パターンを用意する。また、量販店や書店などでは「シュワッチニュース」と呼ぶ、16ページのフリーペーパーの配布も行なう。 コロムビアハウスディビジョンプレジデントの片岡正博氏は、こうした戦略を「ウルトラの名のもとに同時に新しいビジネスに挑戦することに意義を感じる。異業種が一団となってプロモーションすることは、今後のマーケティングを探る絶好の機会」と解説した。 (C)1971円谷プロ、(C)円谷プロ
□日本コロムビアのホームページ (2002年8月5日) [orimoto@impress.co.jp] |
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