ソニーは、DVDプレーヤー/VHS一体型デッキ「SLV-D33V」を9月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後になる見込み。 SLV-D33Vは、インターレース出力のDVDプレーヤーとHi-Fi VHSレコーダを組み合わせた製品。DVD部の再生対応ディスクは、DVDビデオ、DVD-R/RW(ビデオモード)、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW。CD-R/RWに記録したMP3ファイル再生にも対応する。 DVD部の映像DAコンバータには、27MHz/10bitのものを使用する。音声DAコンバータは96kHz/24bit。また、2本のフロントスピーカーで立体音場を再現するという「バーチャル3Dサラウンド」も搭載している。そのほか、9つのチャプタ画面を一覧表示する「ピクチャーナビ」や、音声付き2倍速再生機能を利用可能。 VHS部は、長時間モード専用のヘッドを設けた19ミクロン4ヘッド仕様。120分テープの巻き戻しは約1分で終了する。S-VHS簡易再生やGコード予約にも対応。リモコンのボタン1つで約10秒巻き戻す「インスタントリプレイ」、1回押すと約30秒、2回押すと約60秒早送りする「CM早送り機能」も搭載する。 DVD部専用の出力端子は、D1端子、コンポーネント、S映像、同軸デジタル音声、光デジタル音声、アナログ音声(各1)。また、VHS専用の入力としては、コンポジットとアナログ音声(各2)を備える。さらに、DVD/VHS共通の出力として、コンポジットとアナログ音声を各1系統搭載。外形寸法および重量は、430×330×100mm(幅×奥行き×高さ)、約4.5kgとなっている。
□ソニーのホームページ(Sony Drive) (2002年8月22日) [orimoto@impress.co.jp] |
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