サンプル価格:5,000円
連絡先:半導体社 企画グループ 松下電器産業株式会社は、DVD-Multi規格(DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW)と、CD-R/RWの記録再生に対応する光ディスクドライブ用チップセット(AN2210AとMN103S42F)を開発したと発表した。9月よりサンプル出荷を開始し、サンプル価格は5,000円。 新開発のチップセットは、アナログ処理を1チップ化したフロントエンドプロセッサと、光ディスクコントローラの2チップで構成される。最大の特徴は、DVDフォーラムのすべての記録フォーマットと、CD-R/RWの記録に対応していること。 書き込み速度は、DVD-RAMが4倍速、DVD-R/RWが各4倍速、CD-R/RWが24/16倍速。「高周波数動作のデジタル回路設計技術と、高度なマスクレイアウト設計技術を駆使することにより、高倍速記録を可能にした」としている。 再生速度も、アナログ/デジタル回路の高速化を進めたことで、DVD-ROMは16倍速、CD-ROMは48倍速を実現。さらに、PRMLや適応化などのデジタル信号処理技術で、信号処理精度を向上させたとしている。 また、DVD用光ピックアップはメーカーごとにサーボ方式が異なっており、従来のフロントエンドプロセッサは限られたサーボ方式のみに対応している。しかし、新開発のチップセットは複数の方式に対応し、サーボ方式に対する汎用性をもたせている。
□松下電器産業のホームページ (2002年9月11日) [furukawa@impress.co.jp] |
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