松下、応答速度16msの14V/17V型液晶テレビ ―新「液晶AI」、D2入力端子を搭載

発売日：10月1日より順次発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.0120-878-365

　松下電器産業株式会社は、業界最速の応答速度を実現した液晶テレビ「液晶T(タウ)」の新機種2モデルを発売する。発売日は、14V型の「TH-14TA3」が10月1日、17V型の「TH-17TA3」が11月1日。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は「TH-14TA3」が85,000円前後、「TH-17TA3」が14万円前後になる見込み。「新ビデオかんたんリモコン」が付属する。

　両機種とも「容量結合駆動方式」という同社独自の駆動技術と高速液晶を採用し、業界最速の16msという応答速度を実現。NTSCの書き換え速度(16.7ms)を超えることで、「動画の残像感を低減し、より自然な映像表現が可能になる」という。

　さらに、20V型モデル「TH-20TA3」に採用した新型の「液晶AI」も搭載している。これは、バックライトの明るさと光シャッターの開口度合いを自動調節する機能で、輝度分布の多い点に、より多くの階調補正を行なう。これにより、黒が引き締まり、コントラスト感が向上するという。

　スピーカーは、ウーファの放射音を床面に叩きつける「新エアロハンマー方式」を採用。また、パネル下にバックライト付き液晶時計を搭載し、タイマーやアラームも設定できる。

　映像入力は、D2端子を1系統、S映像、コンポジットを各2系統装備。音声入力は、アナログを3系統備える。1系統のモニタ出力とヘッドフォン出力、アナログ音声出力も搭載。外形寸法は、14TA3が365×215×367mm(幅×奥行き×高さ、セットスタンド含む)、17TA3が424×215×418mm(同)。重量はそれぞれ、約5kg(セットスタンド含む)、約6kg(同)。本体上部にはキャリングハンドルを搭載している。

■主な仕様

品番	TH-14TA3	TH-17TA3
サイズ(アスペクト比)	14V型(4:3)	17V型(4:3)
解像度	640×480ドット
視野角	上下160度、左右160度
受信チャンネル	VHF：1～12ch UHF：13～62ch CATV：C13～C38ch
音声出力	3W×2ch
入出力	D2入力×1系統 S映像入力×2系統 コンポジット入力×2系統 アナログ音声入力×3系統 モニタ出力×1系統 ヘッドフォン×1系統
消費電力	43W	50W
外形寸法 (幅×奥行き×高さ)	365×215×367mm (セットスタンド含む)	424×215×418mm (セットスタンド含む)
重量	約5kg (セットスタンド含む)	約6kg (セットスタンド含む)

□松下電器のホームページ
(9月12日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.matsushita.co.jp/
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(2002年9月12日)

[yamaza-k@impress.co.jp]