松下、DVD-R/RW/RAMとCD-R/RWの再生に対応したホログラムユニット

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　松下電器産業株式会社は、業界初の2波長レーザーを搭載したホログラムユニットを開発。10月よリサンプル出荷を開始する。サンプル価格は3,000円。

　今回開発したのは、3ビーム方式を採用し、半導体レーザおよび受光素子、信号処理回路を一体集積した2波長レーザー搭載ホログラムユニット。最大の特徴はDVD-RAM/R/RW、CD-R/RWの再生に対応できることで、「部品点数の大幅削減と、薄型化、低消費電力化、高信頼性化を実現できる」という。

　また、DVD/CDの再生機能を1つのユニットで実現できるため、「青色高密度光ディスクドライブの光ピックアップでも、マルチディスク対応化に適している」としている。

　従来の2波長対応光ピックアップに必要な、2つの半導体レーザー、結合プリズム、ビームスプリッタ、3ビームグレーティング、検出レンズ、フォトICといった対物レンズ系以外の7点の光学素子を1点に集積。また、新開発の4.5mm厚18ピンパッケージにより、ノートPC用の薄型ピックアップに必要な小型薄型サイズとなっている。

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020912-2/jn020912-2.html

(2002年9月13日)

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