ティアック株式会社は、英AVID(エービッド)のターンテーブル3モデルを9月下旬に発売する。「Acutus(アキュータス)」、「Sequel(シークエル)」、「Volvere(ボルベール)」の3モデルで、価格はそれぞれ140万円、100万円、60万円となっている。3機種ともトーンアーム、カートリッジは別売り。 また、Avidのシステムラック「Isoschelf-EX5」、「Isoschelf-5」も9月下旬に発売する。価格は、Isoschlelf-EX5が50万円、Isoschelf-5が40万円。 ■ Acutus/Sequel/Volvere Acutusは、24極24Vシンクロナス・モータを採用したベルトドライブ駆動のアナログレコードプレーヤー。本体とコントロール/電源部に分かれており、本体部の外形寸法は450×390×215mm(幅×奥行き×高さ)、重量は21.3kg(電源部含む)。ターンテーブルはアルミ削り出しのクローム仕上げとなっている。 コントロール部では、33.3回転と45回転を選択可能。コントロール/電源部の外形寸法は、250×212×90mm(幅×奥行き×高さ)。 針先に伝わる不要振動を吸収するため、センターシャフト内部にサファイアとステンレスベアリングを内蔵。また、特殊樹脂素材のターンテーブルマットや、軸受けとレコード盤を抑えるダブルクランピングシステムも採用する。加えて、外部振動を遮断する独自のバネ式シャーシ「AVIDサスペンションシステム」により、再生時には「一切の振動から解放され、極限のアナログ再生を実現する」としている。 Sequelは、Acutusのターンテーブルを5kgのアルミ製シルバーサテン仕上げとし、ターンテーブルマットを特殊樹脂を含んだコルク材に変更したモデル。モータはAcutusと共通で、コントロール部も同じく別付けとなっている。外形寸法および重要は、420×390×200mm(幅×奥行き×高さ)、15.2kg(電源部含む)。 Volvereは、Acutus、Sequelと共通の思想で設計された廉価モデル。Sequelと同じターンテーブルを採用し、3機種中唯一、コントロール部を本体に内蔵している。モータ部はAcutusと同等。外形寸法は、420×390×200mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.2kgとなっている。
■ Isoschelf AVIDのサスペンション方式を採用したシステムラック。中3段をサスペンション式、上下2段を固定式とした5段のラックで、中3段の棚は高さの調節が可能。 Isoschelf-EX5は、支柱をクローム仕上げ、棚をピアノブラック仕上げとしたモデル。Isoshelf-5は、シルバーサテン仕上げの支柱部と、ブラックサテンの棚を採用する。
□ティアックのホームページ (2002年9月17日) [orimoto@impress.co.jp] |
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